「半沢直樹」が驚異の視聴率に沸いた9月22日、「八重の桜」はワースト2の低視聴率だったのは、なぜ!?
「八重の桜」は「半沢直樹」から七重八重の恩恵を受けたが……
NHK「八重の桜」は、同じ日曜日のTBS「半沢直樹」の前に放送されていた関係で、「半沢直樹」を観ようと待機していた人たちのオコボレに預かるカタチで七重八重の恩恵を受けたが、「同志社」の話になったために、同大学と関係ない人たちは興味をそがれ、視聴率は下落した。
光と影の現象が起きたのは、「半沢直樹」が最終回を迎えた9月22日。
「半沢直樹」最終回は42.2%という史上空前の視聴率を記録したが、同じ日のNHKは、そのオコボレに預かれなかったどころか、総スカンを食い、視聴率11.9%。(視聴率は、ビデオリサーチ調べ、関東地区の数字)
この数字は、「八重の桜」が放送されて以来、二番目に悪い視聴率だった。
ワースト1は4月7日の11.7%で、その数値まであと0.2ポイントというひどさである。
半沢直樹(平均)28.74& 八重の桜
7/ 7 (第1話) 19,4% 12.9%
7/14 (第2話) 21.8% 16.6% ドラマ開始以来、7番目の高視聴率
7/21 14.5%
7/28 (第3話) 22.9% 12.6%
8/ 4 (第4話) 27.6% 15.4% 〝半沢効果〟現る
8/11 (第2話) 29.0% 13.9 % 視聴率比〝倍返し〟始まる
8/18 15.9%
8/25 (第6話) 29.0% 13.4%
9/ 1 (第7話) 30.0% 14.2%
9/ 8 (第8話) 32.9% 15.4%
9/15 (第9話) 35.9% 15.0%
9/22 (第10話)42.2% 11.9 % ワースト2
9/29 13.3%
10/ 6 12.4%
10/13 12.4%
演劇ならまだしも、映画やテレビでは西郷隆盛はデブが常識
その日の大河ドラマは第38話でタイトルは「西南戦争」。
盛り上がってしかるべきテーマにもかかわらず、「八重の桜」の放送開始以来のワースト2である。
吉川晃司と西郷隆盛の相貌は、どこにも共通点がないことが視聴者をシラケさせたのではないか。
本日(10月18日)、NHKが紅白歌合戦」の紅組司会者に綾瀬はるかを決めたことを発表したので、今度の日曜日にはその効果が多少なりとも出るか?
(城島明彦)
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