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2013/07/12

「お笑いタレントが平手打ちで鼓膜を損傷した事件」を日本相撲協会はどう考えるのか!?


日本相撲協会は、「張り手」「張り差し」で鼓膜を損傷した力士の総数を公表せよ

 関西テレビは、同局制作のバラエティ番組で、目隠しをしたお笑いタレント3人が、プロレスラーや一般人から平手打ちを受けた結果、鼓膜を損傷したり脳震とうを起こしたりしたと発表。
 メディアもこれを報じた。

 このニュースを日本相撲協会は、どう受け止めたか、知りたいものだ。

 近年の大相撲では、「張り差し」「張り手」を連発する情けない横綱や大関が蔓延している。

 「張り手」「張り差し」は上位の力士が下位の力士に対して行うことが圧倒的に多く、平幕の力士が横綱相手に「張り差し」にいったり、取り組み中になんども「張り手」を連発することはほとんど見られない。

 要するに「張り手」「張り差し」は、一種の「パワーハラスメント」なのである。

 モンゴル出身の白鵬、日馬富士の両横綱は頻繁に張り差しをおこない、それをまねたわけでもある舞いが、大関の稀勢の里や琴奨菊も「張り差し」を平気で行う。

 白鵬などは、でっかい手で相手力士の耳を意図して狙い、強烈な張り差しを見舞っている。

 力士の力は強烈で、「張り手」や「張り差し」を受けた相手の力士はまず鼓膜を損傷し、さらには一瞬で脳震とうを起こしてその場に崩れ落ちるケースも過去に幾度となく見られた。

 しかし、日本相撲協会は、そうした危険な技を禁止しようとはしない。

 これまで何百人もの力士が鼓膜を損傷していることは間違いがないが、それを公表したことは一度もなかった。

 長身の力士が小柄な力士に上からのしかかるようにしてその力士の腰を折る「サバ折り」という技があったが、これは危険として禁じ手となっている。

 モンゴル出身の力士が増えた頃から「張り手」や「張り差し」のような荒っぽくて見苦しい手が増えた。

 日本相撲協会は、張り差しを受けた力士が身体にどういう影響を受けたかを当然知っているはずだ。
 もし知らないというなら、即刻調査し、メディアに好評すべきである。
 NHKを始めとするメディアも、日本相撲協会にデータの公表を迫るべきではないのか!

 (城島明彦)


酷暑お見舞い「納涼小噺(こばなし)」

驚き・桃の木・山椒の美姫

 八っあん「暑いね、暑いね」

 熊さん「暑いなんてもんじゃない。頭から氷水でもぶっかぶりたいよ」
 
 八っあん「オイラはアイスキャンデーが食べたいな」
 
 熊さん「アイスといえば、アイススケート。スケートリンクは涼しいぞ」

 八っあん「スケートリンクとくれば、♪ミッキー、ミッキー、ミッキーマウス」

 熊さん「安藤美姫だね。それにしても、現役のスポーツ選手が試合の合間に極秘出産とは、ぶったまげたな」
 
 八っあん「しかも、父親の名前は明かせませんというからすごいね」

 熊さん「子供服もミキハウスでそろえているらしいぞ」

 八っあん「そこまで徹底するとは、恐れ入りました」

(城島明彦)

2013/07/08

大河ドラマ「八重の桜」の6月の平均視聴率は14・0%だったが、7月最初(7日放送)は12・9%と苦しいスタート


女子まで戦場に出た悲惨な話の第27回「包囲網を突破せよ」
 
 演出はうまく、安心して見られるものの、視聴率はふるわない。
 7月第1週は12・9%。 ※視聴率は関東地区(ビデオリサーチ調べ)

 今回のドラマでは、婦女子隊のリーダー格だった長刀の名手中野竹子は、戦闘で敵弾に当たって戦死。
 他の女子も次々と戦死する。
 会津の武士の妻女たちは、「健気」(けなげ)な散り方をした。

 そんな悲しい話のなかで、八重だけは髪を切って気持ちも姿も武士となって孤軍奮闘し、魅せた。
 
 問題は、会津藩の家老西郷頼母(さいごう たのも/西田敏行)である。
 頼母が「死んだ多勢の部下が、自分に死ぬな。生きて菩提を弔え」と語るシーンがあったが、武士道ではそういう言い訳は成り立たない。

 ドラマの演出は巧みだし、西田敏行の演技も達者なので、視聴者は、彼のいうことにも一利あるように思えるかもしれないが、年少の白虎隊を死なせ、妻や娘をすべて自刃させただけでなく、数えきれないくらいの部下を戦闘で死なせておいて、責任者が生き残るという理屈は武士道に反している。

 いかなる理由があろうとも、西郷は切腹して果てて然るべきだった。

 太平洋戦争での東条英樹あたりと通じるような気がしてならなかった。
 彼は戦後、東京裁判で連合国に裁かれ、絞首刑に処されたが、西郷頼母は明治維新政府から処刑されることもなく、藩主の松平容保(まつだいら かたもり)とともに、明治以後も生きて天寿を全うするのだから、武士道に反している前に1人の人間として失格ではないのか。

 前回、今回と、そんな思いを強くしたドラマだった。

(城島明彦)

2013/07/01

第26回「八重、決戦のとき」は、見どころいっぱいだったが、視聴率は14・0%

6月最後の「八重の桜」(30日放送)は「3つの見どころ」があった

 6月60日放送では、涙あり、勇気あり、迫力ありで、次の3つの「見どころ」があり、高視聴率を記録するのではないかと思っていたが、ふたを開けると、視聴率は14・0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回比1・1ポイントアップは達成したが、数字的にはそこそこだった。

◆第26回の3つの見どころ
 ①会津藩家老西郷頼母(さいごう たのも)の妻や娘たちが、そろって自刃
 ②飯盛山で白虎隊の少年たちが次々と自刃
 ③鶴ヶ城に籠った八重は、銃撃隊を指揮して、勇猛果敢に官軍を次々と射殺


妻子が自決して自分だけ生き残るドラマでは共感は生まれない

 ドラマは、圧倒的に戦力の劣る会津軍に敗色が迫るなか、八重は女だてらに、死んだ弟の形見の装束に身をかためて、まなじりを決して鶴ヶ城に籠城。
せめて来る官軍を銃撃するという、「八重の桜」のなかで最も劇的なシーンのひとつとなるクライマックスシーンである。

 一方、家老・西郷頼母の妻千重子は、娘たちを奥座敷に集め、自刃して果てる。娘たちのなかにはまだ幼い者もいたが、全員自決した。
西郷一族で自刃した者の数は21名にも上るという悲惨さで、会津戦争を語る上で、白虎隊と並んで欠かせないエピソードとなっている。

 西郷の妻が、娘たちにも自害を求めたのは、頼母が、常日頃から、いざというときはそうせよと言い聞かせていたからである。
 だが、頼母本人は会津戦争で戦死することもなく、自刃もせず、明治36年まで生きるのだから、殿様の容保同様、国民的共感は得られない。

 
◆城島明彦の近著
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(城島明彦)
 

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