秀才は、天才にはなれない。天才と凡人の間には、「狂気」という名の壁がそびえている
天才たちが世界の歴史をつくってきた
古今東西の天才たちの話を書いていて、頭をよぎったのは、
「凡人も努力すれば秀才にはなれるが、天才にはなれない」
「秀才がどんなに努力しても天才にはなれない」
ということだった。
天才の資質を備えて生まれてきても、その才能を開花させずに一生を終える人もたくさんいる。
たとえ天才であっても、環境が整わないと、その才能は開花しないのだ。
本人の努力がなければ、天才として大成しないことも確かだ。
「天才が凡人と違う点は何か、1つ挙げろ」
と問われたら、
「天才には〈狂気〉がある」
と答えるしかない。
「世界の大天才」がテンコ盛り
ひとくちに「天才」といっているが、子どもの頃から天才と騒がれる「神童」もいれば、50歳近くなってすごいことをやって世の中をあっといわせる「遅咲きの天才もいて、面白い。
子どもから大人まで、楽しめる内容にしたつもりで、いろんなタイプの天才がテンコ盛り。
※下に掲出した表紙の右側に英語でズラズラと並んでいるのが、登場する天才たちですぞ。
ものすごい数の天才が次から次へと登場するので、「偉人伝」を何冊、何十冊と読まなくても、これ1冊でOK。
関連する写真や絵画などもふんだんに配してあって、「800円は安すぎる!」。
「ぜひ一家に1冊」
と、最後はとうとう哀願調PR(あゝ 情けなや)。
こうなりゃ、もう1つオマケだ。
「城島明彦が書くと違う」
そう思ってもらえたら、大満足でございます。
※6月4日発売/徳間書店 TOWNBOOK/城島明彦 著
PRついでに、以下の本も発売中です。
※5月20日発売/秀和システム/城島明彦 著
※大幅に内容・データを一新、医師などのアドバイスを加え、巻末には歴史年表を新規に付け、全体のレイアウトなども変わり、介護などの社会知識を得るのに最適。
本のタイトルは「ケアマネージャー向け」となっているが、一般読者にも役立つことを意識して書いてありますぞ。
この手の本は、この1冊だけ。
言いたい放題の城島明彦ではありますが、世のため人のためになるこういう本も書いているのでございます。
(城島明彦)
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