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2013/06/04

秀才は、天才にはなれない。天才と凡人の間には、「狂気」という名の壁がそびえている

天才たちが世界の歴史をつくってきた

 古今東西の天才たちの話を書いていて、頭をよぎったのは、
 「凡人も努力すれば秀才にはなれるが、天才にはなれない」
 「秀才がどんなに努力しても天才にはなれない」
 ということだった。

 天才の資質を備えて生まれてきても、その才能を開花させずに一生を終える人もたくさんいる。

 たとえ天才であっても、環境が整わないと、その才能は開花しないのだ。
 本人の努力がなければ、天才として大成しないことも確かだ。

 「天才が凡人と違う点は何か、1つ挙げろ」
 と問われたら、
 「天才には〈狂気〉がある」
 と答えるしかない。


「世界の大天才」がテンコ盛り

 ひとくちに「天才」といっているが、子どもの頃から天才と騒がれる「神童」もいれば、50歳近くなってすごいことをやって世の中をあっといわせる「遅咲きの天才もいて、面白い。

 子どもから大人まで、楽しめる内容にしたつもりで、いろんなタイプの天才がテンコ盛り。
 ※下に掲出した表紙の右側に英語でズラズラと並んでいるのが、登場する天才たちですぞ。
 
 ものすごい数の天才が次から次へと登場するので、「偉人伝」を何冊、何十冊と読まなくても、これ1冊でOK。
 
 関連する写真や絵画などもふんだんに配してあって、「800円は安すぎる!」。
 
 「ぜひ一家に1冊」
 と、最後はとうとう哀願調PR(あゝ 情けなや)。

 こうなりゃ、もう1つオマケだ。

 「城島明彦が書くと違う」
 そう思ってもらえたら、大満足でございます。

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 ※6月4日発売/徳間書店 TOWNBOOK/城島明彦 著 
 PRついでに、以下の本も発売中です。
 
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 ※5月20日発売/秀和システム/城島明彦 著
 ※大幅に内容・データを一新、医師などのアドバイスを加え、巻末には歴史年表を新規に付け、全体のレイアウトなども変わり、介護などの社会知識を得るのに最適。

 本のタイトルは「ケアマネージャー向け」となっているが、一般読者にも役立つことを意識して書いてありますぞ。
 この手の本は、この1冊だけ。
 
 言いたい放題の城島明彦ではありますが、世のため人のためになるこういう本も書いているのでございます。

(城島明彦)

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