サムスンとの資本提携、NO! シャープは2分割し、AV 部門はソニーと、白物部門はパナソニックと合併せよ!
シャープは売国奴になるな。韓国に魂を売るな
サムスンは、ソニーのいいところだけを徹底的に盗み、悪いところはマネしなかった。
ソニーは、かつてサムスンと液晶テレビで手を結んでシャープに対抗しようとして、技術や経営のブラックボックス的な部分まで盗み取られ、精気をなくした。
シャープは同じ轍(てつ)を踏んではならない。
しかし、経営危機に瀕したシャープは、台湾企業との交渉がうまく行かないのに業(ごう)を煮やし、サムスンに100億円の出資を仰ぐことになったと報道された。
孫正義は「恩あるシャープ」になぜ100億円出資しないのか
孫正義は、震災の義援金に100億円を寄付したり、アメリカ人でさえ仰天する豪邸を2つも買ったというニュースも報道されている。
うなるほど個人資産を持っているらしい。
孫正義が事業家として成功するきっかけは、シャープの副社長だった佐々木正がつくった。
佐々木は、孫正義を気に入り、彼が開発した「翻訳機」独断で1億円で買い取った。
1979年のことで、いまなら100億円にそうとうするような金額だ。
孫正義がそれを「恩」と思い、感謝しているなら、その「恩義」に報いるなら今だ。
孫正義は、シャープに100億円黙って貸してやるか、シャープの経営陣に加われ!
シャープの創業者早川徳次(はやかわとくじ)の考え方はソニー的だ
シャープの本を書いたのは20数年前になるが、それ以来、シャープとソニーの「技術に対する考え方」はよく似ていると強く思い、以後、「シャープとソニーは合併した方がいい」といってきた。
ソニーの創業者井深大(いぶかまさる)は「よそにないものをつくれ」といい、シャープの創業者早川徳次は「よそがまねするようなものをつくれ」といった。
言葉は違っているが、いっていることは同じ。シャープとソニーは似ているのだ。
シャープは大阪に本社があるので、パナソニック同様、「大阪的な色彩が強い企業」と思われているが、そうではない。早川徳次は東京の出身。その考え方が大きく影響している。
「日立・東芝・三菱」「ソニー・シャープ」は合併せよ
日立と東芝は重電をやっているという共通点がある。
そこへ三菱も加えて、重電で統合、家電で統合し、巨大企業になって世界を制すればよい。
この程度のことは、いまの時代、大胆でも荒唐無稽でもない。
(城島明彦『広報がダメだから社長が謝罪会見をする!』(阪急コミュニケーションズ)
(城島明彦)
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