あゝ 憂鬱――「うつ」は突然やってくるので「打つ手」なし
「うっとおしい」とはよくいったもの
仕事が一段落した年明けからしばらくして、突然、うつに襲われた。
暗い洋画のDVDばかり見続けたせいでもある。
季節の変化や天候の変化も影響しているようだ。
気持ちがふさぐ。
昼夜逆転し、体がだるくなり、眠りが浅くなる。
生きているのが辛くなる。
うつ回復には笑顔が一番。となれば、ダジャレだね
うつら、うつ、うつ、夢かうつつ。
うつといえば宇津井健。
宇津井健といえば、〝元祖もっこりさん〟。
もっこし、もこもこ、宇津井健。
空飛ぶ人間〝和製スーパーマン〟の股間もっこり。
その名も正義の「スーパージャイアンツ」。(古い映画でございます)
笑っていれば、少しは気分も晴~れ~ダビッド損
うつが突然やってきた。
うつ、うつ、宇津宮(うつみ)雅代。
女優の宇津宮雅代は、いまどこに?
うつ、うつ、宇津宮雅代(うつのみや まさよ)は、1980年頃、テレビ朝「土曜ワイド劇場」の『京都妖怪地図』で400年とか900年も生き続けている妖怪変化を演じていた。
ところが、いまじゃ演じた本人が老婆の年齢になり申した。
1980年「嵯峨野に生きる900歳の新妻」、1981年「きらら坂に住む400歳の氷女」で、妖婆を演じた宇津宮雅代も、いまじゃ60代半ばを過ぎ、本人が妖婆になりつつあるなんていいっこなし。
とはいうものの、
うっ、うっ、言葉に詰まる。
うつ、うつ、うつといえば注射打つ?
いえいえ、その前に打つ手が!
うつ、うつ、うつで、思わずうづくまる。
うづ、うづ、うづといったら、「宇津救命丸」。
夜泣き、カンの虫なら、江戸の昔からある「宇津救命丸」。
こちらも、妖婆も驚く400年の歴史でございまする。
うつ、うつ、うつを脱するには、早寝早起きが一番。
まだありますぞ。
うつを脱するには、ダジャレでも考えて気分転換するのがよろしいようで――。
ペネロペ・クルスの映画3本
ペロポネソス戦争とペネロペ・クルスとペロペロキャンディー。
似ているようで、似ていない。
関係あるようで、関係ない。
ペネロペ・クルスのDVDをクルスマス明けにも何本か見たが、また3本、借りて来るす。
「捕らわれた唇」では政治犯の女囚人役。(1994年スペイン映画/女刑務所のなかの話)
「赤いアモーレ」は、わけのわからない映画で、ラストは口をゆがめた死骸を演じます。(2004年イタリア映画/イタリアアカデミー賞主演女優賞受賞)
「美しき虜」(1998年スペイン映画で、ゴヤ賞受賞)
このスペイン女優、いまではハリウッドでも名を知られたトップスターだが、デビュー作の「ハモンハモン」以来、演じるたびに違った演技、表情を見せて驚かせ続けてきた。
「赤いアモーレ」では信じがたいほどのドブス女を演じたかと思うと、「美しき虜」では、ヒットラーの片腕だったゲッペルスに言い寄られる美人のスペイン女優役を軽くこなす。
元バレリーナでファッションモデルだけあって、スタイルバツグン。
オマケに、ほとんどの映画で、パイだしサービスあり。
実にさまざまな役を演じるクルスだが、クルス(苦労す)の跡が見られない。
見上げた根性、女優魂でございます。
ピクルス食べ食べ、ダジャレをひねっているうちに、うつらうつらしてしまい、ふと目を覚ますと、「美しい虜」のDVDはすでに終わっていて、少しうつを脱してきたようでございます。
(城島明彦)
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