« 平成・秋の綴(つづ)り方狂室 「かきづくし」でございます | トップページ | 冬に向かう晩秋の空に、こうもりが飛んでいた »

2012/11/07

お魚のおかしらは左側だよ

♪ ゲラ、ゲラ、ゲラ、校正だっちゅうのに、また熱が出た!
 
 困ったモンダミン。
 「おまえは、どうしてそんなにカゼの菌を拾うの?」
 と、ノドの奥に問いかけても、返事がかえってくるわけでなし。
 扁桃腺が「返答せん」のは、あたりまえ。

 困ったモンテカルロ。
 カゼをひくときは、いつもまず扁桃腺がやられ、それから熱が出る。

 子どもの頃からその繰り返しだ。

 小学3年生か4年生の冬、「扁桃腺を切ると、カゼをひきにくなる」と母がどこかで聞いたらしく、オイラも切ろうとした。しかし、
 「扁桃腺が腫れるのは、体に菌が入ったという知らせだから切らない方がいい」
 という医者に当たって、結局、切らずに60代半ばまで来てしまっただよ。

 「子どもの頃、扁桃腺を切除して以来、体が丈夫になった」
 という人は多く、そういう声を聞くたびに、
 「人生を誤った」
 と、いつも思うオイラでアリストテレス。


大戸屋→お豆腐屋→上戸彩→お綾や 親に お謝りなさい

 学生時代は、「アジの塩焼き」ばかり食べていたざんす。
 どんなに焼きたてでも、「アジッ」ということはなかったな。

 「明けても暮れてもアジばかり食いやがって。あじけない毎日だな」
 とアジテーションする友人など無視して、今日もアジ、明日もアジ、アジアの夜明けは近いぞよ。

 その延長で、年をこいても、いまだに大戸屋ではオトトや。
 「アジの開き」でござい舛添要一か八(ぱち)かだ、出て来い来い、猪鹿蝶(いのしかちょう)だ。

 しかし、アジの「おかしら」を逆向きに出すのは、店員教育がなっとランナー上戸彩。
 お魚ちゃんは、左が頭だよん! 大戸屋どん。

 そういうことにうるさいオイラは、店員に注意しただす。
 
 そうしたら、その店員、へらへら笑ってた。

 大丈夫かァ? 大戸屋。
 それにしても、今の若いモンは疲れるノーマン・メイラー。

 ♪ あなたが噛んだ 小指が痛い
 ♪ あなたが神田   小指は聖子?

 わけのわからないことをつぶやくオイラは、アホヤ貝。
 同じアホなら踊らにゃ孫正義?
 あんたかてアホやろ、うちかてアホや。

 あっ、イカンガー。熱が上がってきたぞな、もし。

 話がアジだけに、そろそろお開きざんす。

(城島明彦)

« 平成・秋の綴(つづ)り方狂室 「かきづくし」でございます | トップページ | 冬に向かう晩秋の空に、こうもりが飛んでいた »