野田首相の解散宣言は、将来、「見事な引き際」と賞賛されるだろう
人間、覚悟を決めると、ああも強くなれるものなのか
テレビ中継された今日(11月14日)の「党首討論会」は、見応えがあった。
腹をくくっていた野田佳彦首相は、強く、見事だった。
開き直った野田が、怒りをおさえながら、
「民主党が残した負の遺産で苦しんできた」
と繰り返し自民党総裁の安倍晋三にいったが、今日ほどきつい言い方をしたのは初めてではなかったか。
なぜもっと早くから、自民が何かいってきたら、この一言をいい続けなかったか。
内閣支持率の低下。
党内議員の造反や勝手な言動。しかもそれは、国を憂えてのことではない。保身のためだ。
自民党はといえば、
「『近いうち』といったじゃないか、早く解散しろ」
そればっかし。
そいう状況を眺めていて、野田は、
「議員定数の削減を認めさせることとひきかえに、16日に解散する」
と決断した。
男の引き際としては見事だった。
野田の解散宣言は、民主党議員い対する「リトマス試験紙」だった
前日に集まって解散反対を決めた民主党のバカ連中たちを、当選させてはならない。
ここ一か月前後のテレビに映った野田佳彦の表情をよく見ていたら、胸に決然とした思いを秘めているのではないかと感じられた。
野田の胸の内をわかっていたのは、前原誠司、岡田克也など数人しかいなかったのじゃないか。
渡部恒三爺も、少しはましなことをいうかと思ったら、来年夏までは任期があるだと?
「少しでも長く議員に留まりたい」
と、その年こいてまだ考えるのか。
ボケ老人は、とっとと引退することだ。
「解散反対」などといっていたのは、自分の保身しか考えない連中ばかりじゃないか。
「テーピーピー反対」
という英語が不自由な顔のでかい山田正彦もそうだ。
いい年をして、少しは国政の停滞を考えろ。
赤松ももう辞めろ。社会党時代にどれだけ日本を悪くした反省がまったくない。
〝民主のヤドリギ〟中山義克は、議員の資格なし
一番ひどかったのは、七十まであと数年の中山義活だ。
「別の総理を立てるべき」
などと公言した。
中山は、学生時代、東京教育大(現筑波大)で体育ばかりやっていた「運動バカ」だ。
中山義活のHPのタイトルは、
「ガンバるひとを支えたい」
だってさ。
何かの間違いじゃないのか。
野田佳彦は、がんばっているじゃないか。
支えるどころか、露骨に足を引っぱった。
武士の世なら切腹だ。いや、斬首のうえ、さらし首か。
東京4区の住民は、もっと人をしっかり見なけりゃダメじゃないか。
地元の台東区あたりにだけどんなにいいことをしたって、国をダメにする奴は国会議員には向いていない。
中山は、都議か区議がいいところだ。
こんな奴が国会議員に居座っていること自体、犯罪に近い。
東京4区の選挙民は、国を滅ぼす手助けをするな!
中山の親分は、守旧派の鹿野道彦。
来年1月で71歳。もう引退したらどうだ。
この爺さんも、老害を撒き散らしている。
まだ選挙に出るつもりか?
次の選挙では、絶対に当選させてはいけない人間の一人だ。
(城島明彦)
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