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2012/10/15

「教育問題」は、吉田松陰から学びませう

日本の教育問題を論ずるなら、幕末の吉田松陰を読まなくっちゃ

 身分制度の厳しかった江戸時代にあって、それを無視し、生徒を「諸友」と読んで、対等に接した偉大な教育者だった吉田松陰。

 講義は、マンツーマンでもやり、朝でも晩でも、徹夜でもOK。
 泊まりだってOKだった。

 一私塾に過ぎなかった松陰の「松下村塾」で学んだ弟子たちが、やがて明治維新を成し遂げ、新しい時代の日本を創り、動かすのだ。

 弟子たちが旅立つときは、心のこもった送辞を贈った。

 龍馬や西郷と組んで維新に貢献した中心人物・髙杉晋作も、日本の初代総理大臣になる伊藤博文も、松陰の弟子だった。

 明治天皇の信頼篤かった乃木将軍が信奉してやまなかった吉田松陰。

 「誠心誠意の教育者」にして「日本を変えた思想家」。

 欧米事情を自分の目で見ようとして、深夜、小舟でペリーの軍艦に近づき、アメリカへいこうとした行動派だったが、鎖国という障害に阻まれ、果たせなず、「安政の大獄」で30歳という若さで斬首された。 

 維新後、高く評価され、やがて松陰神社が建立され、祀られた。

 ――と、宣伝タッチの文章を書いてしまった。

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 ※徳間書店の「TOWN MOOK」で、オイラも執筆陣の一人でやんす。読んでみておくんなまし)

 (城島明彦)

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