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2012/10/02

「一億総平和ボケ」の日本国民は、早く目を覚ませ! 領土問題もオスプレイも、「日本は敗戦国」という認識が他国にあるからだ。

「腰抜け日本」と、戦後70年も経っているのに「従軍慰安婦」で騒ぎ立てる「陰湿な韓国」

 韓国は、日本からさんざん賠償金をせしめておきながら、「従軍慰安婦」がどうのこうのといっている。

 従軍慰安婦? それは一体、いつの時代の話なんだ。

 従軍慰安婦の一件は、売国奴の日本人が捏造した話ではないのか。

 竹島を韓国に不法占領されたことに日本人は文句はいうが、軍隊を使った実力行使を国に求めなかった。
 「日本という国は、臆病だ」
 と舐められているから、韓国はわが者顔で、不法占拠をエスカレートさせてきたのだ。

 「そういう腐った根性をしている国だから、堂々たる軍隊を保有していたかつての日本を刺激し、侵略され、植民地にされたのだ」
 そういいたくもなってくる。
 かつての日本が悪いだけではない。挑発する言動を韓国もさんざん行ってきたのだ。

 戦後の「李承晩ライン」も、戦後のドサクサにやった。
 そうした陰湿なやり方は、今も同じだ。

 日本以外の国で、ちゃんとした軍隊を持っている国なら、不法占拠はされるわ、領海は侵犯され放題だわなどという事態まで立ち至る前に、軍艦を派遣し、大砲の一発や二発は見舞っているだろう。

 それなのに、日本はあまりにもノー天気で、
「竹島は日本固有の領土」
 と、ぶつくさいうばかりだ。

 こういうのを「外交オンチ」といい、そういう国を「腰抜け国家」という。


憲法を改正し、日本は中国を超える軍事大国を目指せ

 日本は、敗戦国になり、「戦争放棄」を盛り込んだ平和憲法をアメリカに押し付けられたから、「原爆」も「水爆」も開発できなかった。

 だが、「原子力の平和利用」などという妙な理由をつけて「原発」を推進した結果が、先の福島第一原発の悲惨な事故だ。

 いささか危険な言い方になるが、もし日本が先進国並みに核を開発し、核軍備をしていたら、かえって原発に用心深くなり、あんな事故は起こらなかったかもしれない。

 日本が核軍備していたら、北朝鮮や韓国、中国の日本に対する姿勢は、こんなに高飛車ではなかっただろう。


為政者は「日本は、いまも占領されている」「いまだに敗戦国扱い」と認識せよ!

 岩国の米軍基地から沖縄の基地へ「オスプレイ」が移送飛行する光景を見て、

 岩国市長や沖縄県知事、沖縄の住民たちが異口同音に、
 「自分たちの意向をなぜアメリカは無視するのか」
 と文句をいっている光景は、私には滑稽に見える。

 日本の置かれた立場を認識していないとしか思えないからだ。

 そういう連中の多くは、「戦争反対!」「軍備反対!」などと唱えてきた。
 日本の将来を読めなかったそうした思想や言動が、オスプレイ導入とか、領土問題で中国や韓国ともめることにつながってきたのだ。

 アメリカに強いことをいおうと思うのなら、米軍が不要なくらいの軍隊を自国でまかなわなければならない。
 沖縄には現在の駐留米軍を超えるだけの日本の軍隊を常駐させるから、米軍はグアムへ移転願います。ただし、連絡は密にし、いざという事態には一糸乱れぬ共同体制をとれるようにしておく。

 それならアメリカも聞く耳を持ち、ごく一部の連絡要員だけを常駐させるだけの規模に縮小するかもしれない。


アメリカの占領政策が「世界に通用しない平和ボケ日本民族」を生んだ

 ナチスが登場したのは、第一次大戦の戦勝国がドイツに多額の賠償金を貸したからだった。

 その反省に立って、連合国=アメリカは、「軍隊を持たない国」にするなど、日本の占領政策を行った。

 異国への侵略も戦争も、領土のぶんどり合戦だ。
 世界の歴史が「侵略の歴史」であり、「戦争の歴史」であることは、歴史の教科書をみなくてもわかる。

 だが今の日本人は、そのことが頭にない。

 日本国民は、戦後、
 「世界で唯一の戦争を放棄した平和憲法だ」
 「軍隊を持たない国だ」
 などという現実ばなれした〝まやかしの思想〟をさんざん刷り込まれた。

 そういう思想を口にしたり本にした「エセ文化人」を、朝日新聞などのマスメディアがさかんに取り上げ、国民をあおり続けてきた。

 そのお陰で、今じゃしっかり「一億総平和ボケ」だ。

 「中国は攻めてこない」
 などとノンキなことをいう政治家まで現れる始末である。

 アメリカは、太平洋戦争に敗れた日本がかつてのナチス時代のドイツになることを恐れて、賠償金をとらず、逆に「ガリオアエロア」などに代表される資金援助をした。

 米ソ冷戦時代のアメリカが露骨な反共政策をとり、日本に軍隊を駐在させ、ソ連や中国ににらみをきかせてくれたお陰で、日本は軍事費を浮かし、経済分野に国家予算を投入できた。

 日本が少し前の中国とおなじような驚異の経済成長を実現できたのは、そうした正常ではない状況がなせるワザだった。

 ただし、日本はまだ米軍の占領下にあるのだ。 

 オスプレイの普天間基地への移送の一件では、沖縄知事も岩国市長も、そうした状況がまったく理解できていないとしか思えないような低レベルの発言を繰り返している。

 オスプレイでは、日本が敗戦国であり、いまだにアメリカに占領されているという現実をきちんと認識したうえで、米軍が耳を傾けるような発言をしなければ、どんなに声高に叫んでも空理空論と同じである。

 発言するなら、もっと気のきいた発言をしろ、といいたい。

(城島明彦)

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