日テレ「悪夢ちゃん」(土曜夜9時~)第2回は期待はずれ
「悪夢ちゃん」は、子どもと一緒に見られる荒唐無稽な軽い娯楽ドラマとして、素材の目新しさと北川景子に注目し、初回はそれに応える内容だと感じ、かなり褒めたが、昨晩(10月21日)の第2回は、これといった話もなく、完全な期待はずれ。
途中で、ついウトウトしてしまった。
この手のドラマは、ホームドラマにありがちな、どうしようもない軽薄な演技になるのが常。
「だが、北川景子は、そうならないように演じていた」
と初回を見たときは思ったが、今回はそう感じず、ガッカリした。
それでも、コミカルな演技をきちんとこなし、逸材としての片鱗を覗かせていた。
気になったのは、GACKTの妙に不自然で浮いた演技。
そういうキャラなのだから、仕方ないのかもしれないが、もう少し何とかならないものか。
第2回のような盛り上がりに欠けるストーリーでは、
「珍奇な素材だけが売りの、ただのB級ドラマ」
になってしまう。
最後に流れた次週予告は面白そうだったが、これが羊頭狗肉だったら、見るのをやめる視聴者がドッと増えるのではないか。
(追記)第2回の視聴率 10.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)
※第1回の視聴率 13.6%(同)
(城島明彦)
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