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2012/10/21

日テレ「悪夢ちゃん」(土曜夜9時~)第2回は期待はずれ

 「悪夢ちゃん」は、子どもと一緒に見られる荒唐無稽な軽い娯楽ドラマとして、素材の目新しさと北川景子に注目し、初回はそれに応える内容だと感じ、かなり褒めたが、昨晩(10月21日)の第2回は、これといった話もなく、完全な期待はずれ。

 途中で、ついウトウトしてしまった。
 
 この手のドラマは、ホームドラマにありがちな、どうしようもない軽薄な演技になるのが常。
 「だが、北川景子は、そうならないように演じていた」
 と初回を見たときは思ったが、今回はそう感じず、ガッカリした。

 それでも、コミカルな演技をきちんとこなし、逸材としての片鱗を覗かせていた。

 気になったのは、GACKTの妙に不自然で浮いた演技。
 そういうキャラなのだから、仕方ないのかもしれないが、もう少し何とかならないものか。

 第2回のような盛り上がりに欠けるストーリーでは、
 「珍奇な素材だけが売りの、ただのB級ドラマ」
 になってしまう。

 最後に流れた次週予告は面白そうだったが、これが羊頭狗肉だったら、見るのをやめる視聴者がドッと増えるのではないか。

(追記)第2回の視聴率 10.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)
   ※第1回の視聴率 13.6%(同)

 (城島明彦)

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