近隣蛮国に蹂躙(じゅうりん)され放題。国辱を世界にさらし続ける日本の、『正心誠意』なきバカ政治家。
バカ政治家が内紛に明け暮れる間に、北方領土、竹島、尖閣……日本の領土が減ってゆく
「政治家は『正心誠意』のみ」
と勝海舟は喝破(かっぱ)した。
今の政治家には、この「正心誠意」が欠如している。
「あの人には正心誠意がある」
と国民が認める政治家が何人いるというのか!?
「勝海舟の言葉をじっくり噛みしめろ」
と、日本のバカ政治家たちに、といいたい。
《政治家の秘訣は、何もない。ただただ「正心誠意」の四字ばかりだ。
この四字によりてやりさえすれば、たとえいかなる人民でも、これに心服しないものはないはずだ。(中略)
ところで、見なさい。今の政治家は、わずか四千万や五千万たらずの人心を収攬(しゅうらん)できないのはもちろん、いつも列国のために、恥辱を受けて、独立国の体面をさえ全うすることができないとは、いかにも歯がゆいではないか。
つまり彼らは、この政治家の秘訣を知らないからだ。よし知っていても行わないのだから、やはり知らないのも同じことだ。
何事も知行合一(ちぎょうごういつ)でなければならない。》(『氷川清話』角川文庫ソフィア/勝部真長編 より)
知行合一とは、
「頭のなかで考えたことが、行いに正しく反映されなければ、何もしないのと同じだ」
「口先だけで、実行がまったく伴わないのは、最低以下だ」
という意味である。
(城島明彦)
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