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2012/07/02

NHK大河ドラマ「平清盛」(7月1日放送「平治の乱)  視聴率13.2%と低いところで健闘!

 
視聴率10%を割らずに踏みとどまった

 前回が10.1%という喫水線ギリギリの低視聴率だったことから、
 「いつ10%を割って、大河ドラマ50年の歴史を塗り替えてくれるのか?」
 と、妙な期待のされ方をしている「平清盛」。
 
 ところが、第26回 「平治の乱」(7月1日放送)は、
 視聴率13.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と大健闘(?)

 NHK、あんたはえらい?

 「夜襲」という奇襲戦法で「保元の乱」を勝利に導いたにもかかわらず、恩賞が清盛に比べて低すぎたことで不満をつのらせた源義朝が、清盛が熊野参詣に出かけた隙を狙って、後白河上皇と二条天皇の身柄を確保するという荒業に出たのが、「平治の乱」である。

 「体制権勢派(信西入道と組んだ清盛)VS反体制不遇派(信頼と結んだ義朝)」
 という構図だ。

 5月以来という久しぶりの13%台の視聴率になったのは、戦争する理由や対立する相手がはっきりしており、話がわかりやすかったからだろうか。

 しかし、清盛が「自分は(信西との)友情を大切にする」といった臭いセリフを吐くところなどは、昔の青春ドラマで、「俺は君が好きだーっ!」などと叫んで砂浜を駆けるシーンとだぶり、いただけなかった。

 次は、清盛の逆襲にあって義朝が敗走し、風呂場で元の家来に惨殺され、途中ではぐれた頼朝が捕まり、源氏が潜伏を余儀なくされる過程になるのか。

(城島明彦)

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