NHK大河ドラマ「平清盛」(7月1日放送「平治の乱) 視聴率13.2%と低いところで健闘!
視聴率10%を割らずに踏みとどまった
前回が10.1%という喫水線ギリギリの低視聴率だったことから、
「いつ10%を割って、大河ドラマ50年の歴史を塗り替えてくれるのか?」
と、妙な期待のされ方をしている「平清盛」。
ところが、第26回 「平治の乱」(7月1日放送)は、
視聴率13.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と大健闘(?)
NHK、あんたはえらい?
「夜襲」という奇襲戦法で「保元の乱」を勝利に導いたにもかかわらず、恩賞が清盛に比べて低すぎたことで不満をつのらせた源義朝が、清盛が熊野参詣に出かけた隙を狙って、後白河上皇と二条天皇の身柄を確保するという荒業に出たのが、「平治の乱」である。
「体制権勢派(信西入道と組んだ清盛)VS反体制不遇派(信頼と結んだ義朝)」
という構図だ。
5月以来という久しぶりの13%台の視聴率になったのは、戦争する理由や対立する相手がはっきりしており、話がわかりやすかったからだろうか。
しかし、清盛が「自分は(信西との)友情を大切にする」といった臭いセリフを吐くところなどは、昔の青春ドラマで、「俺は君が好きだーっ!」などと叫んで砂浜を駆けるシーンとだぶり、いただけなかった。
次は、清盛の逆襲にあって義朝が敗走し、風呂場で元の家来に惨殺され、途中ではぐれた頼朝が捕まり、源氏が潜伏を余儀なくされる過程になるのか。
(城島明彦)
« 沖縄新報や仲井真知事は、「日本が敗戦国」であることを忘れて、沖縄県民をミスリードしている | トップページ | 民主ばらばらSONG (作詞 鳩沢直人) »