視聴率ヒトケタまで、あと0.3ポイント! NHK大河「平清盛」(第21回「保元の乱」)のひどすぎる内容
視聴率ヒトケタへのカウントダウンが始まった
5月27日放送の「平清盛」(第21回「保元の乱」)の関東地区の視聴率(ビデオリサーチ調べ)は、ついに10.2%を記録した。
大河ドラマ史上初のヒトケタ視聴率は、目の前だ。
NHKがどんなに弁解しようが、「ひとりよがりで、面白くない」から、そうなった。
この一言に尽きる。
視聴率が低かった主原因は、裏番組のロンドン五輪の女子バレーの世界最終予選(日本対セルビア)で、こちらの視聴率は23・3%。「平清盛」が終わる午後8時44分が最高視聴率(31.6%)だったとか。
それ以前にも、浅田真央が出場したフィギアスケートの実況中継があったときは大河ドラマの視聴率は低かったが、そんなことは理由にはならない。
ドラマ自体が面白ければ、視聴者は見るのだ。
今回の出来事ではっきりわかったのは、過去に視聴率が回復したことがあったのは(といっても、低視聴率に変わりはないが)、その回の大河ドラマが面白かったからではなく、ただ単に裏番組が面白くなかったために、
「しようがないなあ。大河でも見るか」
とチャンネルを合わせていたからにすぎないということだ。
国民から見放されたドラマに大金をかけているNHK。
さあ、どう言い訳する!?
(城島明彦)
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