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2012/05/28

視聴率ヒトケタまで、あと0.3ポイント! NHK大河「平清盛」(第21回「保元の乱」)のひどすぎる内容

視聴率ヒトケタへのカウントダウンが始まった

 
 5月27日放送の「平清盛」(第21回「保元の乱」)の関東地区の視聴率(ビデオリサーチ調べ)は、ついに10.2%を記録した。

 大河ドラマ史上初のヒトケタ視聴率は、目の前だ。

 NHKがどんなに弁解しようが、「ひとりよがりで、面白くない」から、そうなった。

 この一言に尽きる。

 視聴率が低かった主原因は、裏番組のロンドン五輪の女子バレーの世界最終予選(日本対セルビア)で、こちらの視聴率は23・3%。「平清盛」が終わる午後8時44分が最高視聴率(31.6%)だったとか。

 それ以前にも、浅田真央が出場したフィギアスケートの実況中継があったときは大河ドラマの視聴率は低かったが、そんなことは理由にはならない。

 ドラマ自体が面白ければ、視聴者は見るのだ。

 今回の出来事ではっきりわかったのは、過去に視聴率が回復したことがあったのは(といっても、低視聴率に変わりはないが)、その回の大河ドラマが面白かったからではなく、ただ単に裏番組が面白くなかったために、
 「しようがないなあ。大河でも見るか」
 とチャンネルを合わせていたからにすぎないということだ。

 国民から見放されたドラマに大金をかけているNHK。

 さあ、どう言い訳する!? 

(城島明彦) 

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