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2012/04/23

「平清盛」は大震災イメージ連想で視聴率低下か? 最低視聴率11.3%に並んだ第16回「さらば父上」


 5月連休には11%を切るかも

 「平清盛」の第16回「さらば父上」の関東地区視聴率(ビデオリサーチ調査)は、4月1日放送時の11.3%と同率だった。

 視聴率がふるわない最大の原因は、どんより曇った冬空の下で起こった悪夢「東日本大震災」を連想させるかのような、暗鬱(あんうつ)な映像にあるのではないか。

 政治は乱れ、景気も悪い世の中が続いている。せめて、テレビドラマの色調ぐらい、明るく美しくできないのか。
 そういう単純な庶民感覚が〝親方NHK〟にはわからないのかもしれない。


人物関係のややこしさ

 第16回のタイトル「さらば父上」の父上は清盛(松山ケンイチ)の父平忠盛(たいらのただもり/中井貴一)で、忠盛が清盛に家督を継がせ、後事を託して病死する話が本筋だった。
 しかし、ドラマ全体では人物の相関関係がややこしく、視聴者は話に入りこめないのではないか。

 皇室では、誰が実権を握るか、誰を天皇にするかという抗争が絶えずあり、摂関家でも誰が一族の長となって、政治の中枢で権力を振るうかという争いがドラマのなかで進行してきた。
 天皇、上皇、法皇は、自身が思うような政治を執り行いたいから、摂関家の藤原家の力を削(そ)ごうとして、摂関家以外の貴族を登用する。
 鳥羽法皇(三上博史)が、藤原家成(ふじわらのいえなり/佐藤二朗)を重用した理由のひとつは、それだった。

 藤原家成は、ドラマではひんぱんに登場していないが、実はキーマンである。ただし、同じ藤原姓であっても、摂関家の藤原忠実(國村隼)、その長男忠通(堀部圭亮/関白)、次男頼長(山本耕史/内大臣→左大臣)とは別の家系である。
 
 鳥羽法皇派の派閥は、側近の藤原家成の姻戚関係を中心に構成されている。

 家成は、美福門院得子(びふくもんいんなりこ/松雪泰子)とは、いとこ同士である。
 美福門院得子は、家成の父家保の兄藤原長実(ふじわらのながざね)の娘なのだ。
 こちらの藤原も道長の家系とは関係ないが、鳥羽上皇の信任厚く、得子が上皇の寵愛を受け、近衛天皇を産んだことで、長実は外祖父という権力を手に入れている。

 家成は、清盛の義母宗子(忠盛の正室/和久井映見)とも、いとこ同士にあたることから、平家とも密接につながっている。
 しかし、家成の息子、成親(なりちか)は、やがて「鹿ケ谷(ししがたに)の陰謀」に加担して謀反(むほん)を起こそうと企てるが、発覚し、捕らえられて流罪になる。
 それでも平家との絆はゆるむことなく、家成の娘は清盛の長男重盛の正室になり、平家との関係は逆に深まることになる。

 これら以外にももっと複雑な人物関係があり、それらをドラマでいちいち説明していると、話が理屈っぽくなるし、説明しなければしないで、どうして親しいのか、なぜ対立しているのかがわからない。

 いずれにせよ、歴史や人物関係をよく理解していないとドラマがわからない点が致命的で、それが即、視聴率の低迷にはねかえっているのではないか。

(城島明彦)

2012/04/16

NHK大河「平清盛」のダイジェスト(第15回)はよくまとまっているのに、本編は依然低迷

第15回(4月15日放送「嵐の中の一門」)視聴率(関東地区)12・7%

 抗生物質のおかげで、数週間ぶりにやっと元気が戻ってきた。

 昨晩12時間近くも眠ったせいか、今日は頭もすっきりし、原稿書きの仕事も久しぶりに快調だ。
 仕事の息抜きに、この文章を書いている。

 NHK大河「清盛」の第15回を見られなかったので、NHKのホームページにあるダイジェストを見た。

 5分にまとめたダイジェストを見る限りは、話もわかりやすく、面白そうに見えるが、視聴率(関東地区)は前週より1.0ポイント下落して12.7%。相変わらずの低さである。

途中から一転して人気化することは、もう望めないかもしれない。


NHKのHPを見て感じたこと

 「ひと目でわかる今週の朝廷!」「今からでも、わかる、楽しめる!」という登場人物の写真入り相関図があることを知った。

 それを見て思ったのは、「こうやって説明しないと理解できないドラマなのか」ということだった。
 
 それならそれで、ドラマのなかにこういった相関図を挿入し、ナレーションで説明するという構成にすべきだったのではないか。
 単なるナレーションで説明するよりはるかにわかりやすい。

 あらすじも、よくわかるように、ずいぶん詳しく書かれている。

 当時のことをよく知らない人は、人物関係が複雑で、誰と誰がどういう関係にあるのかがわからないから、ドラマも面白くないと感じる。
 あらすじを読んでからドラマを見ろということなのか、と思った。

(4月21日追記)「嵐の中の一門」を土曜日の再放送で見た。清盛の腹違いの弟家盛の死をめぐる家族の葛藤が描かれたが、ドラマのなかで役者が怒ったり嘆いたり悲しんだりしている筋書きに説得力が感じられなかった。視聴者がドラマのなかに感情移入しづらい。それが低視聴率の大きな原因かもしれない、と思った。 

(城島明彦)
 
 

季節の変わり目に発生する心身の異常

春は「心の病」に気をつけたい

 毎年、季節の変わり目になると、必ず体調が狂う。
 そのせいで、昨日は夕方から眠ってしまい、NHKの大河ドラマを見逃してしまった。

 心身の状態が狂う時期は、春夏秋冬に変わり目という点では同じだが、早めにやってきたり遅く訪れたりする。
 今年の冬から春への季節の変わり目では、3月の終わりごろから体調がおかしくなり、先週後半からひどくなった。
 
 私の場合、体や神経のセンサーが、気圧や天候が冬から春へと変わる状況をキャッチしても、体や脳の諸機関がそれに対応してくれず、心身の体調が狂ってしまい、寝込んでしまうのだ。

 そのことに気づいたのは大学生の頃だった。若いときは体力があるし、長時間眠れるので、回復も早かったが、いまでは年をとったせいか、症状が重くなってきたような気がする。


なぜ心身の状態が狂うのか
 
 やっかいなのは、季節の変わり目の心身の異変の始まりが、よくある普通の疲れと区別がつきにくい点だ。

 最初のうちは「なんか変だな」と感じる程度の異変なので、

 「寝不足が続いて、ちょっと疲れているのかな」

 と軽く考えてしまう。

 ところが、数日経っても疲労が回復せず、頭が重かったり、背中や肩の筋肉が妙に凝る感触になる。

 熟睡できなくなり、睡眠不足のせいで思考力が落ち、私の場合、自分で納得のいく文章が書けなくなるという考えられない状況に陥る。今回は特にひどいと感じた。

 いつもは、思うような文章が書けないときは小休止する。
 ベッドにひっくり返ってテレビを眺め、気分転換する。そのとき、中山式のツボ指圧器を背中と首の筋肉に押し当てるようにしている。
 
 そうやっていると、筋肉の強張りがほぐれ、いつのまにか眠りに落ちているときがある。

 ほんの10分とか5分程度の仮眠で、また元気が戻り、仕事を始める。

 しかし、今回は、そうやって仮眠しても疲れがまったくとれず、パソコンに向かっても仕事がはかどらない。


心身が発する注意シグナル

 目覚めても頭は爽快ではなく、どんよりとして重い。
 そのため、集中力が散漫になり、アイデアは浮かんでも、それを文章にまとめる力が出てこない。脳に異常が発生したのではないかと思った。

 外出しても気分が晴れず、電車に乗って座席に座っていると、いつのまにかウトウトしている。
 
 原因らしいものがわかった。奥歯から雑菌が入ったらしい。奥歯が浮いてグラグラし、顎のあたりが腫れてきた。

 家にあった抗生物質を飲んだので、そのうち腫れはひいていくはずだが、体力が弱っていなければ、そんなことにはならなかっただろう。転ばぬ先の杖(つえ)ということか。

 心身は、必ず注意シグナルを発しているはずだが、それを軽視して大事に至ることが多い。
 そのことに改めて気づいた今回の体調異変だった。
 
(城島明彦)
 

2012/04/09

大河ドラマ「平清盛」(第14回) ホモシーンを見せて得意がるNHK、何がいいたい?

ここまでやるか、第14回「家盛決起」(4月8日放送)

 祇園乱闘事件を起こしたことで清盛(松山ケンイチ)は延暦寺の僧侶を敵に回しただけでなく、世間からもひんしゅくを買い、「清盛(松山ケンイチ)は後継者の器ではない」という声が平家一門の間にも高まった。

 清盛にかわって注目されたのが、忠盛(中井貴一)と正妻宗子(和久井映見)の実子である家盛(大東駿介)だった。

 鳥羽法皇(三上博史)に忠誠を尽くす平家や源氏の武士を快く思わない摂関家の藤原頼長(山本耕史)は、家盛を味方に付けて平家を意のままに操ろうと画策する。

 ――と、ここまでのあらすじはどうということはないが、頼長が「両刀使い」として有名だったからといって、清盛(松山ケンイチ)の腹違いの弟である家盛(大東駿介)とそういう関係(衆道・しゅどう)に陥るシーンをドラマのなかでわざわざ見せる必要があるのか。

 「オカマやホモが民放にはワンサカ出ている。そういう風潮をNHKは理解していますよ」
 とでもいいたいのだろうか。


歴史は紙一重

 ドラマのラストシーンは、馬から落ちて死んだとも病没ともいわれている家盛が、鳥羽法皇(三上博史)の熊野詣(くまのもうで)のおとも(護衛)の1人としてとしてついていき、落馬しかかるところで、「どうなりますか来週のお楽しみ」という演出だが、今回死なせてはいけないのか。

 家盛が生きていたらお家騒動に発展していたが、家盛が死んだことで清盛が忠盛(中井貴一)の後継者になる。この話は次回のドラマになる。

 清盛は後に、源義朝(玉木宏)の嫡子(ちゃくし)頼朝(岡田将生)を捕らえ、殺そうとしたが、義母にあたる家盛の母宗子から、
 「私の死んだ息子に面影が似ているから、助けてやってほしい」
 と懇願される。

 結局、清盛は義母の情にほだされて頼朝を伊豆に流すが、これが裏目と出て、清盛の死後、平家は頼朝に滅ぼされてしまうのだから、歴史は紙一重だ。


視聴率はどうなる?

 清盛の後妻となった時子(深田恭子)が、「源氏物語」大好きで、何かというと「光の君」と口走るのもわけがわからない。

 時子が『源氏物語』の主人公光源氏の君に憧れながら、まったく正反対の粗野でむくつけき清盛と結婚したという設定は悪くないが、くどくどと何度も「光の君」うんぬんといわせる必要などない。

 ホタルは源氏も平家も光るのだ。ただし、
 『平家ボタルは明滅時間が一秒くらいと短く、源氏ボタルと比べて体調も短い。平家ボタルが田んぼなどに棲息するのに対し、源氏ボタルのほうは清流に棲む。そういう違いがあった』(城島明彦『恐怖がたり42夜~携帯サイトの怖い話~』扶桑社文庫収載「黄泉比良坂(よもつひらさか)」より)
  
 去年の「江~姫たちの戦国~」でも見られたが、NHKはレディースコミックのような描き方をしたがるようだ。

 ★さて、下降トレンドを描いている視聴率は、どう出るか!? ⇒(意外や意外!?)関東地区の視聴率は、前回の11.3%より2.4ポイントアップして13.7%に微回復。衆道(ホモ)シーンが関心を呼んだのか?  それでも不人気に変わりはなく、NHKは頭をかかえているのでは。

 ☆以下、付録
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 iPhone、iPad向け電子書籍アプリ――アップルストアで、期間限定特別キャンペーン価格85円(定価800円の89%引き)

 孫正義さんのことも書いてありますが、決して損はさせませんぞ。
 
 (城島明彦)

2012/04/06

ノウハウ本(実用書)の嘘に騙されるな!

 心地よい言葉で読者を釣る「実用書の罪」 

  本屋に行くと不愉快になるので、めったに行かない。

  「こうすれば金儲けできる」
  「報告しない者が出世する」
  「早起きする者は仕事ができる」
  といったたぐいの本がワンサカ並んでいるのが目に入るのが嫌だからだ。

  「俺もここらで頑張ってみるか」
  と一念発起した人も騙される。

  たまたま成功したことを、それが絶対真理であるかのごとくに書くことは罪つくりだ。
 
  
努力しないで成功はできない
 
  こんな例がある。

  前に金儲けの本を書いて大儲けした人物の講演を聞いて刺激され、

  「自分も本を書いて有名になり、講演して回って稼ぎたいのでので、相談に乗ってもらえないか」

  といってきた男がいた。

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  バカじゃないかと思った。

  安易な方法で、ノウハウを得ようとしても、うまくいかない。

  スポーツを見れば、そのことがわかるはずだ。

  人の真似しようとして成功した選手などいない。

  そういうことがまったくわかっていない人間が多すぎる。世も末だ。

  まじめなサラリーマン、前向きで上昇志向の強い人ほど、その手の実用書に騙されているのが、悲しい。
    
  そのことを知るべきだと考えて、まず手始めに「会議」についての電子書籍(iPhone・iPad向け)を書いた。

  これまで出ている会議の本とは一線を画したつもりなので、興味のある人はぜひ読んでいただきたい。

 
内容案内

 第1章 まやかしの「会議術」に惑わされるな
  「教えはしない。盗み取れ」が孫正義流/「もっともらしい会議本」に騙されるな/黙して語れ ほか
 
 第2章 常識を超えると、新しい自分が見えてくる
  天才のまねをしても絶対に成功しない/視点は鋭く、視野は広く/会議道に徹すべし ほか 

 第3章 凡人には凡人の流儀がある
  ノートパソコンに頼るな/「私語」ではなく、「紙語」にすべし/ 「会議成功の極意なんかない」と知れ ほか

 第4章 どんな門も叩かなければ開かない
  流さず、流されず/人まね厳禁/ケース・バス・ケース ほか

 第5章 破壊と創造を繰り返す勇気を持て
  名称で意識革命/会議を録音する意外な効果/「会議をぶち壊す方法」なら楽しく考えられる ほか

 第6章 「自己流会議道」を極めるべし
  記憶に残る「キーワード」を盛り込め/反対するなら代案を示せ/「全社統一会議ルール」をつくるための会議 ほか

  ※iTunesリンク先 http://itunes.apple.com/jp/app/hui-yi-shuno-mang-dian-wu/id514186107?mt=8

  4月6日アップル・ストアで新発売。
  特別キャンペーンで特価85円(期限付き)とか。
  (安すぎて儲かりませんが、これがホントのサービス価格?)

 (城島明彦)

  
 
   
  

2012/04/02

低視聴率にあえぐ、NHK大河「平清盛」(第13回「祇園乱闘事件」)

清盛は鳥羽法皇のおじさん

 「祇園乱闘事件」というのは、清盛が30歳の頃、現在の八坂神社(当時、祇園社)で久安3年(1147年)に実際に起きた事件で、大河ドラマではその史実を重視する形で描いていた。
 京都が大火に包まれ、祇園社も炎上する前年の出来事だ。

 田楽(でんがく/大衆芸能)を祇園社に奉納するというので、清盛の家来が芸人を護衛してついていったが、神人(じにん/神社の雑役夫)に「境内に入るときは、佩(お)びている武具をはずせ」といわれたのがきっかけで乱闘になった。

 そのとき、平家の家臣の放った矢が宝殿にあたったため、祇園社の本寺である比叡山延暦寺の僧侶が怒って、「忠盛・清盛親子を流罪にせよ」と強訴(ごうそ)し、内大臣藤原頼長(ふじわらのよりなが)らはそうすべきと主張したが、僧侶の横暴を快く思っていなかった鳥羽法皇は、それを聞き入れず、罰金刑ですませた。

 ドラマでは、清盛自身が矢を射たという設定になっていたが、実際には家臣だったといわれている。それ以外は、ドラマは史実に沿って描かれていた。

 鳥羽法皇は、ワンマンだった白河法皇ですら手を焼いた僧侶を抑えたのだから、なかなかのものだ。

 鳥羽法皇は、白河天皇の孫。
 清盛は、白河法皇のご落胤(NHKは、この説を採っている)
 ※『平家物語』の「祇園女御」(ぎおんのにょうご)に「又ある人の申しけるは、清盛は忠盛の子にはあらず、まことには白河院の皇子なり」

 鳥羽法皇が清盛をかばったのは、おじさんだったから?  というほど、人間関係は単純ではなかった。

 NHKは、出生の秘密にかなりこだわったドラマづくりをしている。実際、あの時代を動かした天皇や貴族や武士には出生にまつわる悩みや苦しみを背負って生きていた者が多かったから、それはそれで正しい。

 しかし、そのことが視聴者に理解できるかどうか。
 その点が視聴率に跳ね返っているのではないか。


顔が皇太子殿下と似ていた鳥羽法皇

 鳥羽法皇を演じているのは三上博史だが、京都市左京区の岡崎にある満願寺が所蔵している「鳥羽天皇の肖像画」に描かれた顔は、目元が皇太子殿下にとてもよく似ている。
 ただし、宮内庁蔵の晩年の肖像画(藤原為信・豪信父子画)は似ていない。

 鳥羽法皇は、最初は「鳥羽天皇」と呼ばれていたが、天皇を退くと「鳥羽上皇」となり、その後、出家して「鳥羽法皇」と呼ばれるようになったが、ドラマを見ている人のなかには「上皇」がいつのまに「法皇」になったのかわからない人もいるから、NHKは誰かのセリフのなかで説明した方がいい。

 鳥羽上皇が出家し法皇となったのは、近衛天皇が即位した永治元年(1141年)3月。祇園乱闘事件の6年前である。崩御は保元元年(1156年)。
 鳥羽法皇が崩御した直後に保元の乱が起こったことを考えると、対立する連中を抑えるだけの力があった権力者といえる。


美福門院に操られていた鳥羽法皇 

 ドラマでは、鳥羽法皇のそばに控えている美福門院得子(松雪泰子)が何度か映し出されていたが、この女性はしたたかな女で、鳥羽法皇を操る才にたけていた。

 美福門院は、法皇を肉体的なとりこにしたことから推測すると、彼女を演じる女優はグラマラスな肢体の持ち主がふさわしいと私は思っているが、「権謀術数を駆使した女」という意味では、ノッペリとした顔立ちで何を考えているのかわからないように見える松雪泰子は適任かもしれない。

 美福門院は鳥羽法皇をも手玉に取るすごい女だったが、上には上があるもので、昔からいわれてきたことだが、彼女は信西(高階通憲 たかしなのみちのり)に操られていたのである。

 NHKドラマでの信西の描き方は、よくわからない。
 阿部サダヲというクセのある俳優が、博識かつ権謀術数にたけた人物として知られる信西を演じていることに違和感を覚えている人は多いのではないか。

 ※以下、4月2日追記
 ★第13回視聴率(関東地区) 11.3%(1963年の大河ドラマ開始以来の歴代最低は10.1%)
   13.2%(前々回)→12.6%(前回)→11.3%(今回) 

(城島明彦)

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