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2012/04/16

NHK大河「平清盛」のダイジェスト(第15回)はよくまとまっているのに、本編は依然低迷

第15回(4月15日放送「嵐の中の一門」)視聴率(関東地区)12・7%

 抗生物質のおかげで、数週間ぶりにやっと元気が戻ってきた。

 昨晩12時間近くも眠ったせいか、今日は頭もすっきりし、原稿書きの仕事も久しぶりに快調だ。
 仕事の息抜きに、この文章を書いている。

 NHK大河「清盛」の第15回を見られなかったので、NHKのホームページにあるダイジェストを見た。

 5分にまとめたダイジェストを見る限りは、話もわかりやすく、面白そうに見えるが、視聴率(関東地区)は前週より1.0ポイント下落して12.7%。相変わらずの低さである。

途中から一転して人気化することは、もう望めないかもしれない。


NHKのHPを見て感じたこと

 「ひと目でわかる今週の朝廷!」「今からでも、わかる、楽しめる!」という登場人物の写真入り相関図があることを知った。

 それを見て思ったのは、「こうやって説明しないと理解できないドラマなのか」ということだった。
 
 それならそれで、ドラマのなかにこういった相関図を挿入し、ナレーションで説明するという構成にすべきだったのではないか。
 単なるナレーションで説明するよりはるかにわかりやすい。

 あらすじも、よくわかるように、ずいぶん詳しく書かれている。

 当時のことをよく知らない人は、人物関係が複雑で、誰と誰がどういう関係にあるのかがわからないから、ドラマも面白くないと感じる。
 あらすじを読んでからドラマを見ろということなのか、と思った。

(4月21日追記)「嵐の中の一門」を土曜日の再放送で見た。清盛の腹違いの弟家盛の死をめぐる家族の葛藤が描かれたが、ドラマのなかで役者が怒ったり嘆いたり悲しんだりしている筋書きに説得力が感じられなかった。視聴者がドラマのなかに感情移入しづらい。それが低視聴率の大きな原因かもしれない、と思った。 

(城島明彦)
 
 

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