不評をかこつ大河ドラマ「平清盛」をNHKは、どう立て直すのか?
3月18日放送「もののけの涙」(第11回)を、私は仕事で外出していて見ることができなかったので、ストーリーに関するコメントはさし控えるが、視聴率(関東地区)は13・2%で、放送開始以来の最低記録を0.1ポイントではあるが更新してしまった。
それにしても、国民の受信料で制作されているドラマが、これだけ見放されるのは「ゆゆしき事態」であり、不人気の原因究明や責任は誰にあるのかがNHK内部でも問われなければならない。
そしてその結果を、公表すべきである。
大河ドラマは、夏場にはもっと下がる傾向があるので、NHKも頭を抱えているのではないか。
※以下は、3月24日(土)の再放送を見た感想。(3月24日15時27分追記)
ストーリーは、御所では鳥羽上皇と崇徳天皇が、ともにわが子を次の天皇にしようとして対立している様子や、鳥羽上皇の中宮(待賢門院)璋子(たまこ)をいびる皇后得子(なりこ)の様子などが描かれ、清盛の屋敷では正室の明子が助からない疫病にかかって寝込む話が展開する。
そのほか、源頼朝の父義朝の正室由良姫が、夫が自分のところにこないのを嘆いているエピソードも出てくるなど盛りだくさんだが、話そのものが盛り上がりに欠けたせいか、私は途中で居眠りしてしまった。
(城島明彦)
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