談志が死んだ。ダンスはすんだ。檀家は神田?
昨晩、風呂に入っていたら、先日亡くなった立川談志のことが頭に浮かんだ。
談志が死んだ
上から読んでも下から読んでも同じ「だんしがしんだ」。
これは昔からよくいわれた回文で、談志自身も生前よくいっていたダジャレだ。
立川談志に限っては、回文というより「怪文」がふさわしい。そこで――
dancing 軍神だ!(ダンシングぐんしんだ)
痛い痛い(いたいいたい)
庭に鰐(にわにわに)
ダンスはすんだ
檀家は神田?(だんかはかんだ?)
談志死去の報道では、彼が残した自身の〝ウンコくさい〟戒名が紹介されていた。
立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわ・うんこくさい・いえもと・かってこじ)
談志が死んで、毒舌も死んだ。だから、談死。
ダジャレを「さぶっ」という程度ならまだしも、「おやじギャグ」などと小馬鹿にする時代だから、日本も元気を失う。
「しゃらくさい」の東洲斎写楽、「くたばってしまえ」の二葉亭四迷。
昔、山茶花究(さざんかきゅう)という役者(名バイプレーヤー)がいた。3×3=9をもじったらしい。
ダジャレ結構。紅茶ならダージャリンじゃ。ん? ダージリンだって?
石原慎太郎と立川談志
立川談志(本名松岡)の長男の名は「慎太郎」。は、石原慎太郎からとったのではないか。
そう考えると、2人の関係が想像できるが、談志は、
「いや、そうじゃない。幕末の志士、中岡慎太郎だ」
と答えるかもしれない。
戒名の見本
誰でも使える戒名は、
冥土院
海外で死んで現地で荼毘(だび)に付されたり、オイラのように駄文(だぶん)ばかり書いているものは、
冥土院邪版 (メイド・イン・ジャパン)
風呂に長く入りすぎて、頭がフロフロする?
おかしなもので、頭のスイッチがダジャレモードに入ってしまうと、入浴中にあまりレベルの高くないヘンな連想が次々と浮かんできた。
赤ちゃん、ダッコで
わしゃ、脱肛(だっこう)
ラッコは、おなかで貝を割る
貝割れ大根、葉が双葉
二葉といえば、二葉亭四迷
指名手配で、おどおど暮らす
クラス会で、赤ちゃんダッコ
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脳の回線がどこかショートしたのかもしれない、と思いながら風呂を出ーた晩く。
(城島明彦)
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