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2011/12/22

「家政婦のミタ」の第2弾企画は、これで決まり?


「家政婦のミタ」で、日本語のお勉強ざんす!

 家政婦のマタ……「股」の意。がに股で、両脚の間に隙間があるために、その間から向こうの景色を眺められ、子どもたちが大喜びし、「またやって」とせがむ毎日である。彼女はといえば、最初のうちは「またですか」と嫌がっていたが、いつしかMっ気に目覚め、子どもたちにそうせがまれるのを心待ちするようになる。

 家政婦のキタ……「北」からやって「来た」のでそう呼ばれる。彼女の出身は、福島県の喜多方とも北海道ともいわれている。

 家政婦のヨタ……デタラメな話とかつまらない話をヨタ話というが、そんな話が大好きな家政婦。
 
 家政婦のカタ……漢字で書くと「型」、パターンのことで、どんなことを頼んでも「うけたまわりました」のワンパターンに特徴がある。それ以外に次のような用語使用例もある。
 ①家政婦の方はいらっしゃいますか? 
 ②なんでもやるために労働「過多」になり、「肩」を痛めている。
 ③堅物(かたぶつ)のこと。

 家政婦のエタ……名字の「江田」に由来するが、カタカナにすると放送禁止用語になるので題名には不向き。
 
 家政婦のブタ……「♪五匹の子豚が 五匹の子豚が ラジオを聞くと」というチャールストンの歌が大好きな家政婦は、実際に家で豚を飼い、自分自身も豚に負けない立派な体格をしている。

 家政婦のバタ……本名は「田端」だが、派遣先の子どもと一緒に見る「アンパンマン」のバタコさんが好きなので、最初は「バタちゃん」と呼ばれたが、本人が「敬称はつけないで」というので、そう呼ばれるようになった。

 家政婦のハタ……子どもがいたづらしたときの口ぐせが「ハタ迷惑なことをしてはいけません」に由来するあだな。そんな家政婦も、時折、ハタと思い悩むことがあるそうな。

 家政婦のモタ……のろまな人間が大嫌いで、「もたもたしないで、さっさとやりなさい」と子どもにいうきつい性格の女である。

 家政婦のイタ……家政婦ながら家事が大の苦手で、包丁でしょっちゅう指を切り、そのつど、おおげさに「イタッ」というところから、そう呼ばれるようになった。

 家政婦のワタ……魚のワタ(はらわた)をとるのはうまくないが、布団の綿をフカフカにするのが特技だとか。

 家政婦のシタ……家政婦の下は「家政婦見習い」。そのなかに、何かにつけて、舌ったらずなしゃべり方で「招致しました」というプライドの高い女がいた。祖父が昭和39年の東京オリンピックを招致した功労者の一人だったことを鼻にかけているのだが、掃除していなくても「掃除しました」などという虚言癖があり、派遣先で必ず問題を起こす厄介者(やっかいもの)として嫌われているらしい。

 家政婦のフタ……家政婦派遣所長の口ぐせは、「見たこと知ったことを軽々にほかで話してはいけない。家政婦は口にフタをするように」からきているが、「そこまでいわれては身もフタもありません」と反論した家政婦がいたという。

 家政婦のゲタ……顔が下駄(げた)のように四角いだけでなく、子どもが怖がる怪談話が得意で、なかでも「牡丹灯籠」(ぼたんどうろう)を語って聞かせるのが大好き。なかでも、新三郎に恋した幽霊のお露が夜ごと、下駄の音を「カラ~ンコロ~ン」と響かせながら現れる場面を語るときが最高と思っている妙な家政婦。

 家政婦のチタ……出身地が知多半島なので、そう呼ぶことになった。
家政婦のガタ……山形出身ではない。長年真面目に家政婦を務めてきた家政婦が、体のあちこちにガタがくることをいう。

 家政婦のポタ……亀田製菓の「ぽたぽた焼き」が大好物なところから、そう呼ばれるようになった。

 家政婦のネタ……「寝た」ではなく「ネタ帳」のネタ。以前、漫才師になりたかったというだけあって、いつもダジャレをいって派遣先の家庭を明るくしている。常にネタ帳を携帯し、アイデアが浮かぶとこまめにメモしている努力家の家政婦なのだ。

――電車で揺られて身動きが取れないときなどに、こんな調子で頭の体操をするというのは、どうざんしょう。 

(城島明彦)

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