日本シリーズは、本日の第4戦が天王山
本拠地意識が自滅を招く
本拠地の球場での日本シリーズでは、「勝って当たり前」「有利」という心理が選手によけいな重圧をかけ、それがミスにつながる。
1、2戦の福岡ドームでの闘いでは、「負けてもともと」の中日選手に比べ、ソフトバンク選手は萎縮し、それが敗戦につながった。
敵地で思わぬ2勝した中日は、「あと1つで優勝に王手」という気持ちが出、さらに地元の応援・声援がプレッシャーを呼び、森野のエラーがきっかけで、ソフトバンクに先制点を与えてしまう結果となった。
第3戦のネルソンは、2メートル強の大男でありながら〝ノミの心臓〟。そこをつけこまれた。
地元名古屋での初戦で中日は星を落としたことで、1、2戦の接戦を落として「ドラゴンズ、強し」と萎縮していたソフトバンク選手をよみがえらせるきっかけを与えてしまった。
それが、第4戦でどう出るか!?
「あれは、まぐれだったのか」
とソフトバンク選手に思わせるには、第4戦が勝負!
第4戦の勝敗がシリーズの優勝を決める
ドラゴンズが第4戦で、いつものように、ねちっこく勝てば、ソフトバンクは再び萎縮してしまい、ドラゴンズが一気に優勝を決める可能性が高い。
逆にソフトバンクが勝つようだと、形勢逆転し、ソフトバンクが優勝することになる。
すべては、本日16日の第4戦にかかっている。
中日は、〝不発大砲〟和田と〝不振大王〟谷繁の2人のおやじの活躍いかんだ。
谷繁も捕手としてのリードは絶賛モノだが、そろそろ打ってくれないか!
(城島明彦)
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