ココログはインチキだ! 「昨日1位」だったブログのランキングが「今日2151位」って何?
しっかりせんかい、ニフティ!
私のブログは、アクセス数がびっくりするほど多くはなかったのに、一昨日(7月2日)の「ココログ」のアクセスランキングで1位になっていたので、驚いてしまった。
何かのまちがいではないのか? そう思って、この文章を書き始めた。
いま発売されている経済誌「BOSS」のソニー特集に激辛の文章を書いたので、それを読んだ人が私に関心を持ったのか?
それとも、
NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」についてココログで展開している辛口コメントとか登場人物や事件に対する勝手な推理に興味をもたれているのか?
ココログでは、半年ばかり前にも一度だけ(暫定)1位だったことはあったが、そのときは、不愉快な書き込みが増えたために途中でブログの書き込みを閉鎖したこともあって、最終的にはトップではなくなっていたから、今回が入会以来、初のトップということになる?
それにしても変だ。
アクセス数は、7月3日が741で917位である。(このアクセス数はPCだけの数字で、携帯はそれとほぼ同数)
ところが、1位となっていた2日のアクセス数はその半数くらいに落ち込んでいたから、常識的に考えて1位というのはありえない。
何週間か前に1日に4000件くらいアクセスがあったときも、たしか120位くらいだったようだし、1日1000アクセスを越えていた6月初め頃でも500位とか600位といったレベルではなかったか?
私はツイッターをやめてしまったので、その分アクセス数にカウントされる数値は減っているはずだ。
ただ単にアクセスを増やすだけなら、ツイッターで頻繁に発信したり、どぎつい話やエロ話を書けばいいが、そんなことはやろうとも思わない。
何かネット事故があってココログにアップするブログ件数が激減したのか?
おかしいなあと思っていたら、案の定、間違いだった!
いま見たら、2151位となっていた。
それにしても、2151位がどうして1位になるのか、説明してほしい!
1位のまま1日半以上も放置されていたのだから、いいかげんにも程がある。
ココログは「有料」にふさわしい「優良」サービスを!
無料ならまだしも、ココログは有料なのだから、この手のミスを頻発することは許されない。
ニフティのココログはブログの老舗のひとつといってよく、昔は会員数がトップだった時期もあるようだが、昨今では無料のブログに押されて会員数が激減しているらしい。
IT関係に詳しい私のいとこにいわせると、「ニフティは化石。いまどき有料ブログなど古い!」。
それでも、私がココログを続けているのは、これまで書き込んできたブログをほかの無料のところへ移す手間が面倒だからだ。
なぜココログを利用し始めたかといえば、富士通のパソコンを使っているから、その系列のブログを利用したというだけの話である。
私のパソコン歴は、ワープロから始まる。
1984年にパーソナル用のワープロ第1号を購入したから、かなり早くから使っているほうである。
そのワープロがNEC製だったから、NEC系のBIGLOBEを利用することになったが、その頃はパソコン通信といっていて使い勝手が悪く、ソフト業者に騙されて高いカネをふんだくられ、しかも使いこなせなかった。
NECのワープロは、JISとは異なる「M式」と呼ばれる特殊な打鍵方式(富士通の親指シフトと似た方式)で、打つスピードは相当早かったが、その特殊な打鍵スタイルに慣れすぎたせいで、後日、JISのキーボードを使い始めたとき、ブラインドタッチで打てなくなってしまった。
NECの関係者には個人的にとてもよくしてもらっって感謝しているが、M式は滅びてしまった。
ウィンドウズ95が出たとき、NECのワープロを愛用していた延長で余り深く考えずにNEC製のパソコンに飛びついたところ、これが使い勝手がよくなかったので富士通製に変え、ココログに入会、今日に至っているというわけだ。
ニフティには、
「さすが有料だけのことはある」
といわれるような「目に見える違いのわかるサービス」をやってもらいたい。
ココセレブのインチキ商法!
ニフティのブログには 「ココセレブ」というのがある。
「セレブ」という言い方がいかにも成り上がり風で、安っぽく、気に入らない。
当初、私は、俳優とか歌手とか芸能人とか作家などがココログを使ってブログを書いていると、運営者の方から「ココセレブになってください」と頼んでくるものとばかり思っていたが、そうではなかった。
ある程度の条件さえ備えていたら、金さえ出せば「ココセレブ」になれるのだと、ココセレブに入っている私の知り合いから聞いた。
そういう方法以外に、ココログを運営するニフティ側から、客寄せのために著名な芸能人などに金を払って「ココセレブ」になってもらっているケースなど、いくつかのパターンがあるのだそうである。
「世の中、どんなことにも裏がある」
ということだったのかと、がっかりしたことがある。
そういうことがわかる以前に、本にする前段階として実験的にケータイ小説をココログを使って発信した時期があった。
そのとき、少しでも多くの読者の反応を知るためには「ココセレブ」になっていた方がいいのではないかと考え、ニフティに問い合わせたことがある。
すると、審査会議があるのでそこで検討させてもらいたいとのことだった。
しばらくしてニフティから返って来た返事は、
「条件にはかなっているが、ブログの更新回数が少ないのでNG」
ということだった。
その頃は、2週間も3週間もブログを更新しないこともざらだったので、「そういうものか」と思ったものの、
「文章を書いて金を稼いでいる人間が、ただでせっせと文章を書かなければならないなんておかしな話だ」
とも感じたものだった。
「もっと頻繁に更新してくれるのならココセレブにする」という言い方ではなかったので、こちらのプライドを傷つけないためにそういっただけで、もっと別の断る理由があったのかもしれないと思ったが、ほかの理由はいわれなかった。
そのときには、金のことはいっさいいわれなかった。
ニフティの審査結果のコメントにはなかったが、当時は1日のアクセス数がわずか数件とか数十件という日も多かったから、それも問題だったのではないか。
ただアクセス数を上げるだけなら、たとえば、コードすれすれの危なそうな写真を掲載するなど、やり方はいくらでもあるが、そこまでやるのは邪道である。
物書きとして原稿料や印税をもらって金を稼ぐ以外のところで、世の中に文句をいいたいこともいっぱいあるし、PRしたいことだってある。
たとえ金はとらなくても「人様にお見せする」という意識は働き、物書きという仕事柄、ある程度きちんとした文章を書かないといけないだろうから、面倒ではあるが、人に読まれても構わない文章を書くことは必ずしも悪いことではない。
紙にメモ書きにしておいても構わないのだが、整理がへたくそな性分ということもあって、いつのまにか紛失してしまうことが多い。
その点、ブログにしておけば必要なときに引っぱり出せるというメリットもある。
それに、私と面識がある人が、何かの折にふとブログを覗いてくれて、
「相変わらず口の悪い奴だ。また、毒づいていやがる」
とでも思ってくれたらいいという気持ちもある。
私にとってのブログは、仕事の息抜きであったり、人に見られることを意識した日記であったり、アイデアノートかメモ帳のようなものかもしれないが、人目にさらす以上、話し言葉で書くのを意識的に避けているし、毎日せっせとこまめに書き続けるだけの時間も根性もない。
あまりいいブロガーではないのだ。
(城島明彦)
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