思い知ったか、星野仙一。セパ交流戦で楽天に2連勝した中日の底力! 落合博満との監督能力の違い!
5月22日(日)・23日(月)の両日、名古屋ドームで行われたセパ交流戦「中日ドラゴンズVS楽天イーグルス」は、9対1、6対1の大差で中日の連勝。
交流戦を前にしてコーチ陣を大幅に入れ替えて、ガッツを入れたつもりだったろうが、空回りもいいところ。
星野・田淵を入れ替えた方が、むしろチームは活気づく。
ドラゴンズを裏切った星野に対するドラゴンズファンの怨念こもった視線を浴びて、ベンチの〝闘将〟星野は〝凍傷〟にかかったかのように顔が凍りついていた。
落合のように喜怒哀楽を顔に出さないのが、武士のたしなみ。そして、21世紀の野球の真髄。
感情をあらわにする〝星野根性野球〟は、前世紀の遺物。
選手に恐怖感を与える野球は、しばらくは効果があるが、緊張感を長く持続させることは難しい。
星野流が長く続くとチームの順位は落ちていくことは、過去の監督歴が示している。
被災地の仙台の人たちには申し訳ないが、楽天が最下位に落ち着くのも、そう遠い先ではないだろう。
(城島明彦)
« 福島原発被害を拡大させた〝ペテン師〟斑目(まだらめ)春樹さんよ、日本語は正しく使いなさい! | トップページ | 茶々は女謀略家? 〝ある野望〟があって秀吉の女になった!? ――NHK大河(「江~姫たちの戦国」)には出てこない話 »