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2010/08/21

自民党と「同じ穴のムジナ」になってしまった民主党議員たちよ、「民意」とは何だ?

 派閥抗争に明け暮れた自民党が日本をダメにしたが、その教訓を忘れて、「菅直人VS小沢一郎」などと、国民不在の派閥抗争を展開し始めた民主党議員たちよ、貴様らに憂国の気持ちはあるのか!?

 足の引っ張り合いをする姿は、かつての自民党とそっくりだ。
 貴様らは、日本を腐敗させ、堕落させた自民党と同じ轍(てつ)を踏むつもりなのか。
 コップのなかの嵐のような、その低俗レベルに、ほとんどの国民はあきれ返っているぞ。

 「政治とカネ」の問題で〝黒に限りなく近いグレイゾーン〟と圧倒的多数の国民から思われている小沢一郎が総理になったら、自民党政治に逆戻りではないか。

 かといって、菅直人は頼りなさすぎる。
 菅直人は、参院選挙前の消費税発言にこりたのか、マスコミが流す「支持率」ということが常に頭にあるとみえて、妙に慎重で、作り笑いでお茶を濁す場面が増えているし、〝減点主義政治〟を心がけてでもいるのか、毒にも薬にもならないような優等生的な受け答えに終始し、迫力に欠ける。

 日本の現状は、派閥抗争をしているほど余裕がない。
 貴様らに、危機意識はないのか!? 
 民主党は、日本再建を託すに足る政党ではないのかもしれない。
 そういう思いがじわじわと広がってきているぞ。

 やはり野に置け月見草。
 やはり野にいろ民主党!

 (「やはり野に置け月見草」の意味は――「夏、野や山や川べりで、派手な黄色い花をつけた月見草を見かけ、美しいと思って、抜いて持ち帰り、家の庭に植えてみると、どうにも場違いな感じがする。花瓶に活(い)けてみても、どうもしっくりこない。月見草というのは、やっぱり、野っ原で咲いているのが一番似合っているのだ」という意味である)

 「やはり野に置け月見草」ではないが、所詮、民主党という政党は、厚労大臣の長妻昭が象徴しているように、「言うは易(やす)く行うは難(かた)し」で、与党として政権につくような〝玉〟ではなく、野党として吼(ほ)えまくっている方が似つかわしい政党ではないのか。

 そういう失望感・絶望感が、支持率低下として現れていることが、民主党議員たちにはわからないとみえる。

 (城島明彦)

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