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2010/05/02

「龍馬伝」の音楽のつけ方は、NHK大河ドラマ史上最低

 音楽が大きすぎて、うるさく、騒がしい、長すぎて耳ざわり。何とかならないか。

 芝居が主で、音楽は従。それを忘れてどうする。

 映画音楽を知らない音楽家が音楽を担当しているようで、視聴者が、芝居をじっくり見たい場面、セリフを聞きたい場面でも、執拗にでっかい音で音楽がばんばん続く。

 演出家も音楽家もプロデューサーも、バカじゃないのか。
 
 効果的、印象的に使ってこそ、音楽。やみくもに延々と流せばいいというものではない。

 黒澤明の「用心棒」「七人の侍」「椿三十郎」などをじっくり見て、もっと勉強しろ。

(城島明彦)

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