「龍馬伝」の音楽のつけ方は、NHK大河ドラマ史上最低
音楽が大きすぎて、うるさく、騒がしい、長すぎて耳ざわり。何とかならないか。
芝居が主で、音楽は従。それを忘れてどうする。
映画音楽を知らない音楽家が音楽を担当しているようで、視聴者が、芝居をじっくり見たい場面、セリフを聞きたい場面でも、執拗にでっかい音で音楽がばんばん続く。
演出家も音楽家もプロデューサーも、バカじゃないのか。
効果的、印象的に使ってこそ、音楽。やみくもに延々と流せばいいというものではない。
黒澤明の「用心棒」「七人の侍」「椿三十郎」などをじっくり見て、もっと勉強しろ。
(城島明彦)