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2010/03/14

NTTドコモが配信を拒否した女流作家のケータイ官能小説とは!?

 先日、城島の『恐怖がたり42夜』が、「いるかネットブックス」から上下巻に分かれてデジタル文庫(ケータイやパソコンで読める小説)として発売された。
 怖い話、怪しい話、不思議な話、不気味な話、奇妙な話などの掌編小説(ショートショート)として、最初はライブドアのケータイ小説として発表されたが、人気があったので「扶桑社文庫」になり、今回、ふたたびケータイ小説になったというわけだ。

 いるかネットブックスは、私の知りあいの「桃園(ももぞの)ゆかり」という美人女流作家が書いた、紹介をはばかるような内容の官能小説も扱っている。
 彼女の作品は、2010年3月現在、「夏色の魔性」「ときめいて、晩夏」「甘い誘惑」「ラブ・トライアングル」の4つある。

 タイトルだけからは、NTTドコモが青ざめたほどの過激な内容とは思えないのだが、同社は「若い人たちに読ませるのは危険」と判断したようで、電子書籍販売大手の「パピレス」にこれらの作品を配信しないよう要請したという。ただし、パソコンでは読める。

 短編小説なので値段は一冊105円~210円と安い。
 いるかネットブックスやパソコンでは読めるので、どの程度、過激なのか、ためしに読んで見た。
 
 桃園ゆかりは、そういうシーンに「音」を重視しているようで、確かに……。

 ※以下に、4作品のハイライトを抜粋、紹介していましたが、10日間で削除することにしました。関心のある人は「いるかネットブックス」でどうぞ。

 ※ケータイで読める官能小説のメイン読者は、若い女性だそうだ。意外に思えるが、女性は、男性と違って、レンタルビデオ屋でAVを借りづらいし、書店で官能小説を買うのも恥ずかしくてできないが、ケータイなら誰にも知られず、ひそかに読めるというわけであるからだという。

 (城島明彦)

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