懐メロ歌手の声のひどさ、何とかならないか
大晦日の夜は、12チャンネルの懐メロ、NHK紅白歌合戦、TBSのK1グランプリを、あっちこっちしながら見た。
懐メロでは、園まりの「夢は夜ひらく」を見たかっただけ。彼女が若かりし頃に出演した映画の助監督をしたことがあったのと、学生時代の親友が彼女を好きだったことを思い浮かべながら聞いたが、声の衰えはどうしようもなかった。
年々ひどくなっている。
「相当ふくよか」になった園まりだが、声はふくよかでなく、高音が伸びず、声から色っぽさ・艶っぽさが感じられない。フィナーレで全員が合唱するときには、いなかった。
一番ひどかったのは、大津美子の「ここに幸あり」。
この曲がヒットしたのは昭和三十一年(1956年)だから、そのころの声と比較するのは気の毒だが、それにしてもひどすぎる。
年々、ひどくなる一方だ。高音は出ず、声はガラガラ声。人前で歌うのは、もう控えた方がよい。
失望の一言。興味がある人は、YouTubeで昔の声を聞いてみるといいだろう。
歌った歌手が死んでいる曲では、別の歌手が歌ったが、本人のVTRを出せ!
NHK紅白では、存命している森進一のときに昔のデビュー時の映像も使っっていたが、こういうやり方もあるのだ。
NHK紅白は、いつから民放になったのか。
金にあかして、これでもかこれでもかのゴッタ煮。金髪OK、オカマOK、なんでもありの俗悪てんこ盛り。
60回を数えると、こうも変わるものか。
〝チンデジ大使〟草彅剛のチン出しをNHKが不問にしたのも、この日のSMAPの起用の仕方で理解できた。視聴率稼ぎのためなら、酒井法子も不問にして紅白に出してやれ! 軽犯罪も麻薬犯罪も犯罪に変わりはないぞ。
酒井を出していたら、視聴率70%はまちがいなかった!
(城島明彦)
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