NHK大河ドラマ「龍馬伝」1回目の音楽は、出しゃばりすぎ!
「龍馬伝」の一回目を見たが、音楽が合っておらず、しかも、前に出すぎ。出しゃばっている。
岩崎弥太郎が出てくるシーンで、トルコの「ジェッディン・デデン」(行進曲)を想起させるような奇妙な音楽を流すなど、気をてらいすぎおり、激しい違和感があった。
主役はドラマで、音楽は従。それを忘れて、大上段に構え、がんがん音楽を流すのは、異質にして最低。
佐藤直紀という作曲家が担当している。「ALWAYS三丁目の夕陽」で日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞しているが、意識過ぎて、力みすぎ。ただし、「ALWAYS三丁目の夕陽」の音楽は、よかった。
ドラマのほうは、始まったばかりで、まだ細かい論評をする段階ではないが、武士階級の「身分差別」を、これでもかこれでもかと強調しすぎる意図が読めない。プロデューサーか演出家が、人権派なのか?
(城島明彦)
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