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2010/01/03

矢沢永吉よ、2か所も歌詞を間違えて、それでもプロか

 NHK紅白の矢沢永吉は、何なのか。
 リハーサルはしないわ、2曲も歌うわで、傍若無人(ぼうじゃくぶじん)の帝王というわけか。
 それなのに、歌詞を2か所も間違うとは、どういう神経をしているのか!?
 そういうのは、「成り上がり」ではなく、「思い上がり」というんだよ。

 NHKは、矢沢サイドの条件の前にひざまずいて、何もいえなかったのか。
 いうべきことをいわないと、視聴者の怒りを買う。
 矢沢も同様。やるべきことはやらないと反感を買う。
 そしてその反発は、彼をCMに起用している企業にも向けられる。

 矢沢永吉をポピュラーにしたのは、ソニーとサントリーのCMだ。
 この2社には共通点がある。
 サントリーの社長は、昔ソニーに預けられて修行していたのである。なかなかよくできた人で、腰の低い人だった。

 ソニーが韓国のサムスン電子の力を借りて作った液晶テレビ「ブラビア」のCMキャラクターに矢沢永吉を起用して2年が過ぎたが、ソニーが矢沢を起用したのはこれが最初ではない。
 ソニーは、1980年代前半に矢沢永吉をラジカセのテレビCMで起用したことがある。

 当時のロックは、ごくごく限られたアウトサイダー的な若者たちだけに支持された音楽だったから、ソニーの宣伝部長は企業イメージに合わないと反対したが、私の上司だった担当課長は、「矢沢を使わせてほしい」と大賀典雄社長に直談判した。

 矢沢はソニーグループのCBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)所属だった。
 大賀社長も、最初はぶつくさいっていたが、CBSソニーの社長も兼務していたから、最終的にはOKした。
 サントリーの社長は、その頃、ソニーの国内販売部門であるソニー商事というところにいた。
 しかしCMは、当時まったく話題にならなかった。露出回数も少なすぎたが、若者たちが関心持つということもなかった。

 ソニーの企業イメージと矢沢のイメージが合致すると思っている者は少ない。
 好感度というなら、シャープの吉永小百合の方が圧倒的に上。ソニーが吉永小百合を起用していたら、大変な話題になっていただろうし、往時の企業イメージも取り戻していただろう。
 なぜ矢沢がソニーのイメージなのか、説明できる人間などいないのではないか。
 損したのがソニーで、得したのは矢沢だけ。
 そういう計算ができないところに、今のソニーのデタラメさがある。

 デタラメといえば、ソニーの前会長は銀座に高級会員制エステサロンを所有していたとか。
 また、外国人の現会長兼社長は、権力の権化と化して、売上が落ちようが、社員が大量にパナソニックに移籍しようが、知らぬ顔で、取り巻きを外国人で固めて私物化していると、もっぱらの噂。

 こんなソニーに誰がした?

(城島明彦)

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