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2010/01/01

K1グランプリで、魔裟斗、大和男児の引き際

 ◆2009年の大晦日、魔裟斗は、引退試合で、過去2連敗中のアンディ・サワーから4ラウンドにダウンを奪って、5-0(5R特別ルール)で判定勝ち。
「惜しまれながら去る」と公言して勝ち、さっそうと去っていくのは、絵にかいたような「男として最高の引き際」。
 サワーに以前のような威圧感はなかったが、それでもパンチやキックは威力があった。
 魔裟斗の、豹のような鋭い目つきがよく、前へ前へと向かっていくファイティング・スピリットは迫力があった。
 身体も心もまだまだ現役を続けられるのに、スパッとやめることで、魔裟斗自身が思い描いた通りの「記憶に残る格闘家」になれた。
 どんなスポーツでも、そうなれる選手はなかなかいない。
 人生は長いが、格闘家でいられる期間は短い。そのことを知っていて、自分が一番高く売れるところで転進をはかろうとするのは、頭がいい証拠。

 ◆オリンピック金メダリスト同士の対決である〝フランケンシュタイン〟石井慧VS吉田秀彦戦は、石井は肩に力が入っていてファイティングポーズが素人のようで、戦う前から結果が見えた。
 石井は吉田の「金的」を蹴ったことで、以後、膝蹴りが出なくなり、その時点でジ・エンドのようなもの。
 40歳の吉田の、2R以降のスタミナ切れも情けない。

 ◆山本〝KID〟徳郁は、根性がカラ回り。誰がつけたニックネームか知らないが、〝神の子〟KID?
 神の子が人間にコロコロ負けては話にならない。
 気持ちに体がついていかなくなっているのか? もはや引退しかない。
 引き際が魔裟斗とは正反対になり、今後、折に触れて、対比して語られることになるだろう。 
 親からもらった身体に刺青をいっぱい入れて、何を考えているのやら。親父は何もいわないのか?

 ◆ゲストの亀田興毅は、ていねいな言葉づかいをしていた。大人になった印象。

(城島明彦)

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