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2009/10/03

2016年夏季五輪落選は〝ひとり相撲〟で、税金の無駄づかい!

 2016年夏季五輪は、ブラジルのリオデジャネイロに決まったが、下馬評どおり、日本は最下位票しか獲得できなかった。

 個人的には、オリンピックを東京へ誘致すること自体には賛成だが、開催時期というものがある。

 東京オリンピックが開かれたのが1964年で、それから半世紀以上経つのだから、十分開催資格はあると単純に考えたのだろうが、日本の隣の北京でやったオリンピックの印象が世界中の人たちの記憶のなかにまだ鮮明に残っている。

 北京五輪は2008年、その前の韓国のソウル五輪は1988年。同じアジアの近隣国での開催は、20年間がある。

 とすれば、東京で開催できる可能性があると思えるのは、北京五輪から20年後の2028年以降。まだまだ先の話である。

 候補地として名乗り出ていた「マドリッド」を、どう思ったか。

 バルセロナ五輪は、1992年。今年はそれから17年経つが、それでも世界の人は、
「バルセロナでついこの間、開かれたばかりじゃないか。おまえら、どういう感覚をしているのか」
 と思ったはず。

 2016年はバルセロナ五輪から24年後ということになるが、感覚的には、「つい、この間」という印象が強く、しかも「同じ国で」ということになると、もっと期間をおかないといけないだろう。

 しかし、当事者は、そういうことすら見えていなかったのだから、ピエロだ。裸の王様だ。

 東京都が、日本が、今回やったことは、それと同じ。

 「状況判断」などという大げさな言葉を使わなくても、そういう常識的なことを考えれば、立候補しても、選ばれる可能性はきわめて低いということはわかったはず。

 日本の誘致委員たちが、どう見てもダサイとしかいいようのない〝ドブねずみ色〟の制服を着て、パッとしない演説をしても、下馬評を覆す可能性などなかった。

 無謀。誘致運動のために、一体、いくらかけたのか。「税金の無駄づかい」の一言につきる。

 この始末、どうつける!?

(城島明彦)

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