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2009/04/24

面白ければ何をやってもいいのか? VISAカードの夏目漱石、福澤諭吉、野口英世のCM

 「VISAでGO」というVISAカードのCMは、夏目漱石、野口英世、福澤諭吉の偉人トリオのそっくりさんが登場し、いかにも軽薄そうに踊っているものである。

 誰もが知っている福澤諭吉が1万円札、野口英世と夏目漱石は千円札の肖像画になっているところから、この3人を使ったと思われるが、この3人は、日本を代表する偉人たちである。

 福澤諭吉は慶應義塾の創設者であり、明治時代の賢人である。同校出身者にとっては尊敬の対象である。

 野口英世も、貧農の子として生まれながら、学問の道を志し、ついには海外で認められ、日本人の評価を高めた医学界の先駆者。

 夏目漱石は、世界的とはいかないが、日本を代表する文豪。「坊ちゃん」のようなユーモア小説は著しているが、性格はきまじめで、気むずかしい人。

 たかがCM、遊びじゃないか、などというなかれ。

 彼らは故人ではあるが、故人にも人権はある。

 血を引いた子孫もいる。

 ゼニ儲けのために、偉人の事実をゆがめ、その人格を疑うかのような〝ミーハーで、おちゃらけた人物設定〟に勝手に仕立て上げるのは、いかがなものか。

 CM企業の良識を問う。

(城島明彦)

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