WBC第2ラウンド初戦「キューバ戦」とカーネル・サンダースの呪い
WBCの第2ラウンドの「侍ジャパン」の初戦は、日本時間の3月16日早朝から試合が始まる。
対戦相手のキューバチームは、赤いユニフォームから「カリブの赤い稲妻」と呼ばれているそうだが、アメリカ同様、国技で、しかも野球大学のようなところまであって選手を育成しているというから驚く。
赤い稲妻から「雷」の英語サンダーが浮かび、そこから、この時期にタイミングよく道頓堀川から発見された〝カーネルの呪い〟の「カーネル・サンダース」(ケンタッキー・フライドチキンの創業者)を連想してしまった。
(もしかすると、〝カリブの赤い稲妻の呪い〟が、しかも「サンダース」と名前の末尾には複数形であるかのようなSまでくっついているので、〝2倍の呪い〟が侍ジャパンに降りかかってくるのではないか?)
一瞬、そう思ったが、雷は〈thunder〉で、カーネル・サンダースのほうは、〈Sanders〉。
スペルが違っていて、サンダー違いであった。
それにしても、日本語の発音は同じという怪しげな名前ではある。
キューバは、時速160キロというとんでもない最速記録を持つ投手(A・チャップマン)を先発にぶつけてくるようだが、ゆるいカーブと直球とでは、投球ホームが微妙に違っている。
「侍ジャパン」は、そこをどう研究したか?!
キューバ人は肉食のラテン系。巨体で怪力、腕力が強く大振りし、当たれば飛ぶ選手が多く、大味な試合をするのが特徴の〝ブンブン丸チーム〟だから、乱打戦になったら、とても勝ち目はない。
彼らの得意な〝怪力勝負の大味野球〟という土俵に引っぱり込まれないようにするには、先発が予想される松坂は、球種を多くして的を絞らせることなく、しかもコーナーを絶妙について、打者をイライラさせる戦法が効果的だろう。
甲子園球児も真っ青のバントなどの小技攻撃や足を絡めた〝セコイ〟と思われるような草食人種の戦法を、これでもかこれでもかと連発し、カリブの海賊の末裔どもをあわてさせれば、勝てるのではないか。
(城島明彦)
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