重箱の隅(すみ)をつつくの、大好き! この数字、全部当てた人は〝WBC博士〟
★8万4000……侍ジャパン連覇を報じた「スポーツ報知」の号外の発行部数(東京・大阪・北海道)。
※号外希望者は、返信用切手(100円)を同封して、3月30日必着で申し込む。〒108-8485 報知新聞社販売局「侍JAPAN連覇号外」係。(郵便振替も可。問い合わせ先(TEL) 03-5479-1905。
★5万4846……日韓決勝戦を観るためにロスのドジャースタジアムに詰めかけた観衆数。WBC史上最多。アジア系が9割。
★8504円41銭……V2を達成した日本選手が金メダルを授与された午後2時50分につけた日経平均株価で、この日の最高値。
★310万ドル(約3億円)……侍ジャパンの獲得賞金の額。(為替レートは、1ドル=98円として計算)
内訳は、優勝賞金270万ドル(約2億6500万円)プラス第2ラウンド1位通過賞金40万ドル(約3600万円)。賞金の半分は、規定により野球新興(アマチュア団体への支援など)のために使われる。本大会の賞金総額は、1400万ドル(約1370億円)。
半額の約1億5000万円を監督・コーチら首脳陣7人、選手29人の計36人で均等に分配すると、1人あたり約4万3056ドル(約420万円)。
これ以外に、日本プロ野球組織からの出場料(選手200万円、首脳陣に150万円)が加わるが、前回は優勝後に倍額となったという先例があるので、選手1人は、少なくても800万円以上をゲットする計算になる。
★1・35……岩隈のWBCでの防御率。4試合(1勝1敗)で20回投げたのは、WBCに出場した投手のなかで岩隈だけ。優勝決定戦で7回2/3を投げたのもWBC新記録。
★45・6%……日韓決勝戦9回裏、ダルビッシュが同点打をくらった午後2時03分の瞬間視聴率(関東地区。ビデオリサーチ調べ)。
延長10回表にイチローが中前安打を放ち、勝ち越したときは39・9。同裏の韓国の攻撃でダルビッシュが最後の打者を3振に打ち取り、日本が勝った瞬間の視聴率は39・0%。
視聴率としては、20日の2次ラウンド1位決定戦「日韓戦」が40・1%でわずかに上回ったが、こちらは祭日。
準決勝の日米戦の平均視聴率は28・7%。
(関東地区)テレビ視聴率比較(時間は、試合開始時間)
1位……3月20日(祝)の「日韓戦」(TBS9:00~) 40・1%
2位……3月7日(土)の「日韓戦」(テレ朝17:08~) 37・8%
3位……3月24日(火)の「日韓戦」(TBS10:38~) 36・4%
4位……3月9日(月)の「日米戦」(テレ朝18:39~) 33・6%
5位……3月23日(月)の「日米戦」(TBS9:00~) 28・7%
最低でも視聴率20・2%(3月19日(木)の日キューバ戦・TBS)だが、3月23日(月)の準決勝「日米戦」のアメリカのロスでの視聴率はわずか2・1%とか。
東京ラウンドを主催した読売新聞の〝ドン〟ナベツネこと渡辺恒雄会長は、同グループの日テレが「放映料が高額なので損する」という理由で中継しなかったことにいたくご立腹、「テレ朝もTBSも、損するのはわかっていてやり、(高視聴率で)人気を博した」と、こきおろした。
当の日テレはといえば、「真相報道 バンキシャ!」の〝偽相報道〟(虚偽証言を報道)が発覚し、社長が辞任する騒ぎに――。
★64・3%……1位になった3月20日(祭日)の第2ラウンド「日韓戦」の番組占拠率(同時間帯に、どの局を観ていたかを示す比率。関東地区)。中継したTBSテレビはウハウハ。
★550億円……関西大の宮本勝浩教授が試算した日本でのWBCの経済波及効果。NHK大河ドラマ「篤姫」が舞台となった鹿児島にもたらした効果の倍以上。
★3990円……スポーツ用品メーカー「ミズノ」が5月半ばから売り出す「優勝記念Tシャツ」「侍ジャパンの優勝までの試合結果をプリントしたもの」の価格。ミズノは、侍ジャパンにユニフォームを提供。野球帽は、2940円。
★約640人……シネコン「新宿バルト9」のスクリーンで日韓決勝戦の中継を観た観客数。「ビックカメラ有楽町駅前本店」での観戦客数は、約1000人だとか。
★24か国……次(4年後の2013年)の大会では、参加国が現行の16か国から50%増の24か国に拡大される模様。
★50:16……侍ジャパンが3月5日の1次ラウンド初戦から3月24日の決勝トーナメントでの日韓戦までに入れた総得点が50点。16点は、おなじく総失点。
★3割6分4厘……中島が記録した侍ジャパン選手のなかの最高打率(22打数8安打)。中島は、渡米直後に風邪で発熱し、全試合に出られず、打数こそ少ないが、打点6は青木に次ぐチームナンバー・ツー(村田も6打点)。
(城島明彦)
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