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2009/03/30

白鵬の優勝インタビューで「(モンゴル語での)父ちゃん、母ちゃん、ありがとう」はNGだ!

 大相撲春場所は、白鵬が10回目の優勝を全勝で飾った。
 24歳0か月での10回目の優勝は、史上三番目の若さということであった。

 朝青龍と違って、土俵態度が立派で、「横綱はかくあるべし」という見本のような横綱になってきた。

 「朝青龍は見習わないといけない」
 といいたいところだが、古傷の左ひじの痛みが激化したせいか、「これまでは、負ければ、わめき散らしたり、傍にあるものを蹴とばしたり、とても危なくて近寄れなかったものだが、今場所は反省の弁を口にするなど、まるで別人」(夕刊フジ)。

 白鵬は、朝青龍ほど日本語がうまくないので、優勝インタビューでも、何をいっているのかよく聞き取れないところがある。
 これが幸いして朝青龍のような〝舌禍(ぜっか)〟が生じない、というのは、考えすぎか。

 しかし、白鵬には問題はあった。
 優勝インタビューが終わろうとしたとき、彼は、自分から「もう少し発言してもいいか」とアナウンサーに求め、モンゴル語で、モンゴルにいる両親に10回優勝できたことを報告し、礼を述べたのだ。

 本来なら、「モンゴルの両親に伝えたいことはあるか」とアナウンサーが質問すべきところだが、そういう問いを発しなかったアナウンサーが未熟であったにしろ、公共の電波を使って、求められもしないのに、自分からモンゴル語で両親にメッセージを伝えるというのは、いかがなものか。

 これが先例となって、(まさかありえないとは思うが)「母ちゃん、俺、やったよ」「○○ちゃん、見てる? 今度デートしよう」などといっても文句をいえなくなる。

(城島明彦)

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