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2009/03/11

WBC「日韓戦」東京ラウンド(1・2位決定戦)の敗因は?

 日韓戦は「0対1の僅差での惜敗」ではあるが、大きな敗因とされるのは3つある。
 
 (1)2日前の韓国戦で打棒爆発したために、打者が当てにいくという感じではなく、大振りした。
 (2)イチローにつなぐ岩村の大ブレーキ。
 (3)(結果論になるが)8回ワンアウト、一塁走者イチローのところで、原監督はバントの指示を出した。

 (1)の大振りについては、ペナントレースのダブルヘッダーの第1線でダブルスコアで大勝したチームが、第2戦では完封負けというケースは多々あり、「打線は水もの」ということは選手もわかっているし、気持ちを引き締めてかかったであろうとは思うが、「油断」のようなものがあったのではないか。

 (2)の岩村については、原の責任。どんな名打者でも好不調の波はあるし、体調のよくないときもある。岩村には大リーガーとしての誇りがあるから、自分だけがヒットを打てないと、更なるプレッシャーを感じ、ますます打てなくなってしまう。
 小笠原同様、先発からはずし、代打で起用という手もあったのではないか。

 (3)の「1点差を追う8回ワンアウトで一塁走者イチローの場面」だが、あのケースでは次の3つのパターンが考えられた。
   (A)ワンアウトなので、ヒッティング狙い(ヒット&ランも含む)。
   (B)イチローにスチールさせる。
   (C)送りバント
 原が選んだ戦法は(C)だったが、送りバントが成功してもツーアウトになり、得点の確率は下がる。原采配は、「野球はツーアウトから」を信じ、次打者がヒットを打つことを期待しての采配だったが、その読みははずれた。
 その戦法が正しいか否かは別にして、問題視されるのは、イチローに盗塁の指示は出さなくても、リードを大きくとらせ、「走るぞ、走るぞ」と見せかけて、韓国の投手を揺さぶるという手はあったのに、なぜそうさせなかったかという点だ。

 原監督は「14点取った後の試合で0点。これが野球で、相手投手にいいところに投げられたら、打ことができない」とコメントした。
 原のいうことはもっともだが、「14点も取れたのに、次は0点というのでは、あまりに情けない」「采配らしい采配が見られなかった」と批判する声も出ている。
 2次ラウンドの緒戦で、原がどういう采配をするか、見ものだ。

(城島明彦)

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