いたましや村田修一、全治6週間とは!
日本の意地ががかかったWBC日韓戦で太ももを痛め、戦線離脱した横浜ベイスターズの村田修一は、全治6週間というではないか。
開幕に間に合わないどころか、4月、5月を棒に振ることになる。なんとも、いたましい話である。
急遽(きゅうきょ)、彼の代役ととなった広島の栗原にがんばってもらうしかない。
韓国は強い! 今朝(3月22日)のベネズエラVS韓国戦は、10対2の大差で勝っての決勝進出。憎たらしいほど強い。
だが、ベネズエラもだらしがない。大リーガーがそろっていて、草野球よりひどい凡ミスを次々とやらかしては、勝てっこない。
「アメリカと比べると、ベネズエラの方が組しやすし」
というのが戦前の下馬評だったが、まさにその通りの展開になった。
「決勝では、できればベネズエラと当たりたかった」
というのが侍ジャパンのホンネだろうが、(どうしても世界一をめざすというのであれば)戦略的にわざと韓国戦で3敗してしまえばよかったのだが、そうできなかったところに問題がある。
日本が日韓戦を2勝1敗とリードしていれば、(批判はあるかもしれないが)4戦目に「わざと負けるという作戦」はありえた。
しかし、1勝2敗となり、しかも、眼前でマウンドに韓国旗まで立てられては、4戦目をわざと落とす可能性はゼロになった。
かくて、すべては明日のアメリカ戦にかかってきた。
今日勝った韓国は、日本が勝ちあがってくるよりも、アメリカが勝ってくれることを祈っているだろう。韓国は、日本の投手から大量点を奪えていないからだ。
韓国との最終決戦にたどり着く前に、アメリカが立ちはだかっている。
太平洋戦争での真珠湾奇襲はまずかったが、平和なスポーツでの日米決戦なら、誰も文句はいわない。
奇襲、大いに結構! どんどんやるべし。
侍ジャパンの選手たちよ、〝井伊直弼(いいなおすけ)の呪い〟で負傷した(?)村田修一の無念の思いを全身で受け止めて、まずは〝大リーガー・オン・パレード〟のアメリカを撃破せよ!
(城島明彦)
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