WBC侍ジャパン15安打で、韓国を6-2で撃破し準決勝(対アメリカ)へ。それでこそ、ニッポン男児!
今日もまた、仕事そっちのけで、WBCのテレビ中継を観てしまった。
前回の日韓戦のテレビ中継は、昼日中にもかかわらず、20%を超える高視聴率だったとか。韓国戦への日本人の関心の高さがうかがい知れる。
さて、その侍ジャパンであるが、準決勝進出を昨日のキューバ戦の勝利ですでに確定させてはいるが、韓国との4度目の対決となる本日の試合は、「負けたら、国の恥」といわれること必定(ひつじょう)。
プレッシャーのかかった侍ジャパンは、先発の内海が初回裏に韓国に1点を先取され、「やばい」と思わせたが、踏みとどまって一点どまり。
それが功を奏し、2回表の攻撃で、内川が豪快なホームランを放ってまず同点。次打者の村田のヒットと敵のエラー絡みの、いつもと違う展開で2対1と逆転。
回は進んで、7回裏。
投手は、村田-小松とつないで田中将大。2打者を3振に取り、根性を見せた田中だったが、若さが出て、ドカンと一発かまされ、たちまち2-2.。
しかし、田中の後を受けた小松が快投して追加点を許さず、その裏、青木のバントヒットに始まり、韓国投手をうまく攻略して3点を奪取して5-3。
このあたりで、なんとなく、勝利の予感。
抑えに涌井までひっぱり出す慎重さで、さらに馬原、藤川とつないで、最小点の2点に抑えきった。
ところで、イチローだが、前日13打席目にヒットを放った次に打席で3塁打をかっ飛ばしはしたものの、本調子とはいえず、この日も最終回のヒット1本のみで、5打数1安打。
侍ジャパンはヒット数こそ15安打だが、打棒爆発という感じにはほど遠い。
しかし、ぜいたくはいえない。韓国と2勝2敗のイーブンに持ち込み、4強に残ったのだから。
試合が終わって、ふとカレンダーを見ると、春分の日。今日は祝日であった。物書きには、祝日も祭日もないが、今日は楽しく仕事ができそうだ。
それにしても、この前の「マウンドに韓国旗」の試合中継のテレビ視聴率を、関東。中京・関西の3地区で比較すると、冬はもう終わりだが、冬型の気圧配置と同じ「西高東低」。
一番低かった地区が、どこだったかはいうまでもない。
一人も選手を送っていない中日のファンがほとんどを占める中京地区だったんだよ、落合博満どの!
(城島明彦)
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