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2008/06/17

苗字はおもしろい(天・空・神・仏編)

 人は、神仏をあがめる。

 そして人は天空を仰ぎ見る。天空には、太陽(日)がある。月や星が輝く。

 日本の天皇は、天から降りてきた(天孫降臨)という伝説がある。仰ぎ見る対象ということだ。

 雨・風・嵐・雪も、人の力の及ばない天空から降ってくる。

 それらは人の畏敬の対象となる。
 
 そういうものも苗字になっている。

 神は、「かみ」「がみ」「かん」「しん」「じん」「こう」「ごう」と多様な読みかたがある。

 「神」という苗字のつく人の祖先は、自らを「神」と称jしたのではなく、神に使える仕事をしていたと考えるのが妥当。

 ●神……「神」(かみ)、「神戸」(かんべ、しんと、ごうど、こうべ、かみど、しんと)、「神山」(こうやま、かみやま、じんやま)、「山神」(やまがみ)、「神野」(じんの)、「神永」(かみなが)、「神長」、「上神」(うえがみ)、「中神」(なかがみ)、「下神」(しもかみ)、「神川」(かみかわ)、「神河」、「神村」、「神森」、「神守」(かみもり)、「川神」(かわかみ)……
  
 「天」という字のつく苗字の人の祖先は、天に近いところ(高いところ)に住んでいた。つまり、山に住んでいたか、神に仕える仕事をしていたか、天体観測に関わる仕事(呪術師、占い師など)をしていたか、渡来人ではないか。
 
 「天」は、「「てん」「あま」「あめ」と読む。

 ●天……「天堂」(てんどう)、「天童」、「天道」、「天池」(あまち)、「天知」(あまち)、「天宮」(あめみや)、「天川」(てんかわ)、「天田」(あまだ)、「天野」(あまの)、「天満」(てんま)、「天間」、「天馬」……。

 「仏」という字がつく人は、お寺関係の仕事をしていた人。仏師、仏壇職人も含む。
 
 ●仏……「大仏」(おさらぎ)、「小仏」(こぼとけ)、「木仏」(きぶつ)、「仏師」(ぶっし)……。

 ●空……「空」(そら、くう)を苗字にした苗字は、ありそうで、ない。「大空」「青空」は芸名に見られる程度。「朝空」、「夕空」もない。苗字に使われないのは、「からっぽ」「何もない」という意味が嫌がられたからか?

 苗字は、奥が深い!

(城島明彦)

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