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2008/05/20

どうでもいい話……名字(苗字)のこと

 物書きでありながら、私はブログを書くのは苦手だ。なんとなく億劫(おっくう)なのだ。
 
 しばらく更新しないでいたのは、そのせいばかりではない。体調がよくなかったこともある。

 昔から、時間をもてあましたときに、しばしば連想ゲームをした。「苗字の不思議」についてだ。

 日本人の苗字は、山、川、田、畑など自然と関わっているものが多い。

 江戸時代、庶民には苗字がなく、明治時代になって苗字をつける際、住んでいた場所にちなんで、苗字をつけた、と広くいわれてきた。


 ●まず、「山」のつく苗字から。
 
 山の上の方にすんでいたから「山上(やまがみ)」。少ないが「山神」というのもある。

 中ほどにすんでいたか、あるいは山のなかに住んでいたから「山中」。あるいは「山内」。

 山の下の方に住んでいたから「山下」。

 そして、山への登り口(入口)に住んでいたのが「山口」、「山本」、「山元」、「山根」。

 ふもとあたりに住んでいたから、または、山のそばに住んでいたから「山辺」。

 山の裾野に住んでいた者もたくさんいたはずだが、「裾野」という苗字は聞いたことがない。

 山が出たついでに、山のつく苗字を思いつくままに挙げてみると――

 山田、山井、山川、山生(やまう)、山室、山城(やまき)、山鹿(やまが)、山城……。


 ●「山」とくれば、「川」(河もある)。川のどのあたりに住んでいたのか。

  上流から下流に向かって、「川本」、「川上」、「川中」、「川下」(こういう苗字はまずないが)、川口。

  川の大きさは? 「大川」、「中川」、「小川」。

  川の深さは? 「浅川」、「深川」。

  川幅は? 「広川」、「中川」、「細川」。

  川の流れ方は? 「立川」(町や村をタテに流れていた)、「横川」(町や村を横切って流れていた)

  川のある位置(方角)は? 「西川」、「北川」(「東川」と「南川」は珍しい)。「川西」、「川北」。

  どこにある川か?  「森川」、「宮川」、「谷川」、「山川」、「里川」、「村川」、「橋川」。
  
  何と関係する川か? 「堀川」、「田川」、「井川」、「衣川」、「菱川」、「星川」、「氷川」。

 
  こんなふうに連想ゲームをしていると、あっという間に時間が過ぎていく。

  今日のところは、ここまで。

(城島明彦)

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