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2008/05/23

おまえのことだ―「割り込み常習者」は顔に出る

 駅のプラットフォームでは、並んで電車を待つ。

 これは常識だが、そのとき列外に立っている者が必ずいる。

 彼らはの全部がそうではないが、何人かは割り込み常習者だ。

 列の最初の方に並んでいた人が車内に乗り込み始めると、横からさっと割り込んで、さっさとあいている席に座る。

 まじめに並んでいた者は、本来なら座れる順番なのに、そいつらのために座れない。疲れていても座れない。

 こういうやつらを「要領がいい」とはいわない。「犯罪者予備軍」だ。

 割り込む奴を見かけたときは注意するようにしているが、「すみません」と素直に謝った者はこれまで一人もいない。

 何か月か前のこと。並ぶラインが引いてあるのに、その枠外から割り込んだ中年サラリーマンがいたので、

 「割り込むんじゃない」

 と大声で怒鳴りつけ、こういってやった。

 「マナーを守れ。自分では気づいていないだろうが、せこさが顔や目つきに出ているぞ」

 電車が到着する以前から私は、そいつの顔つきを見て、絶対に割り込むだろうと予想していた。

 それからしばらくたって、またその男を見かけたが、今度は割り込まず、きちんと順番どおりに乗った。

 「よくやった」と声をかけてやりたくなったが、その前に男が私に気づき、バツの悪そうな顔をしたので、何もいわずにおいた。

 その男、「せこさが顔や目つきに出る」といわれて、思い当たるふしがあったのだろう。

 最近、若い男で割り込む男がいたので、ジェスチャーをまじえ、大きな声で注意したが、そ知らぬ顔をしたので、三度注意した。それでも、知らん顔をしていた。

 帽子をかぶり、耳にヘッドホンをつけた20代の髪の長い男だった。「音楽を聞いていて、人声は聞こえません」というわけか。

 こいつの顔には、せこさ、品性下劣さがにじみ出ていた。

 こういう奴らがはびこっている限り、日本はよくならない、と断言できる自信がある。

(城島明彦)

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