文庫本『恐怖がたり42夜』のPR
最近は「本当にあった怖い話」が受けているようですが、小説(フィクション)の怖い話はいかがでしょうか。
7月末発売の『恐怖がたり42夜』(扶桑社文庫)には、掌編小説のジャンルに入る怖い話が42話はいっています。
怖いといえば、それらの話は昨年、ライブドアのケータイ小説として発表されましたが、連載が終わってその数を数えたら、42話になっていたので、ぞっとまではしませんでしたが、「不思議なことがあるもんだ」と思ったものです。
こういうことって、気づいていないだけで、誰にもあるはずです。
私の場合、大学受験のときの第一志望の大学の受験番号は、忘れもしない「444」でした。
郵送されてきた受験票を見て、「落ちる。番号を変えてほしい」と抗議をしようと思ったほど落ち込みました。
試験場では、そのことばかりが頭をかすめ、集中できませんでした。
模試などのデータから考えると受かって当たり前でしたが、結果はみごとに不合格。一浪しました。
別の大学の教授だった叔父が受験校にいる友人の教授に成績を調べてもらったら、合格者の最低点に50点も足らないとのことで、ダブルショックでした。
今も、受験番号にこんな不吉で不気味な番号があるのでしょうか。
(城島明彦)